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病院長あいさつ

藤田保健衛生大学病院 
病院長 湯澤 由紀夫

藤田保健衛生大学病院は、医師であり優れた科学者でもあった、故・藤田啓介総長(医学博士)が1964年に創設された学校法人藤田学園を母体とし、1973年に現在の地に開院致しました。

この40年の間に、総ベッド数は約1,400床を超え、1つの医療施設としては我が国最多を誇り、厚生労働省が定める特定機能病院でもあります。
ここで働く医師、歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士、放射線技師、臨床検査技師、療法士、事務職員など常勤の総職員数は約2,500名で、非常勤職員を加えると約2,700名となります。また、一日の平均外来患者数は約2,100名、一日の平均入院患者数は約1,200名、年間手術件数は11,000件を超え、わが国有数の医療施設と自負しております。

一方、業務のIT化にも他施設に先駆けて積極的に取り組み、外来、入院診療とも完全電子カルテ化が行われ、ペーパーレス、フィルムレスの診療が可能となり、また病診連携におけるIT 化推進にも力を入れております。日本病院機能評価機構による病院機能評価も2012年 Version6 で再認定頂いております。今後はさらに、国際交流促進並びに海外からの患者様受け入れのための国際医療福祉部設置など基盤整備も進んでおります。

私たちが一貫してめざしてきたのは、創設者である、故・藤田啓介総長が唱えた理念を具体化する患者さま中心の医療です。たとえば、医療用ロボット「ダヴィンチ」は、今では全国の病院で導入されていますが、先駆けとなったのは当院です。大学病院ならではの高度医療の一環として、最新機種の「ダヴィンチXi」を我が国で最初に手術室に導入いたしました。これにより、動物手術用の2機種と合わせて、計4台の「ダヴィンチ」が当院で稼働していることとなり、当院はまさしく我が国のロボット手術のメッカ的存在であります。

救急医療は、藤田保健衛生大学病院の最も力を入れている分野の一つです。総合救命救急センターには経験豊富な医師を中心に34名がおり、国内最大級の規模でありますが、さらに災害救急医療講座も開設され、2013年からは精神科救急医療施設として愛知県で唯一の施設として認定されました。また、2013年からドクターカーが導入され、その出動回数も月120件を超え、年間救急車受け入れは約8000件を超え、救急医療の基盤整備を急速に進めております。

一方で、患者さま目線の医療を追及した結果、終末期医療をおこなうことも私たちに課せられた責務だと考えています。2010年には、大学病院本院としては初めてとなる緩和医療センターをオープンしました。ワンフロアすべてを使用し、土日を欠かさず緩和ケアをおこなうなど、画期的な治療法が注目を集めています。さらに今後の超高齢化社会を見据え、地域と連携した地域包括ケア中核センターの着実な運用が進んでおり、地域老年科講座も新たに開設され、大学病院と地域との連携から一歩進み、一体化した体制がとられています。国の求めるレベルに対応した急性期リハビリ医療も積極的に行われています。

そして、2015年5月に地下1階、地上13階の完全免震の建物となる新棟を始動させ、高度の医療体制を整える高次機能病院としての基盤を整備いたしました。2012年に竣工した低侵襲画像診断・治療センター(通称 放射線センター)とともに、東海地方の災害・救命救急医療の中核になると期待しております。

私たちは、当院の開院時に創設者が掲げた“我ら、弱き人々への無限の同情心もて、片時も自己に驕ることなく医を行わん”という病院理念をもとに、常に患者さまの立場に立った、患者さまが安心して受けられる、「安全で質の高い医療」の実践を目指して日夜努力を致します。

どうか藤田保健衛生大学病院を安心して受診して頂きたいと存じます。