病院ボランティアについて

病院ボランティアになってみませんか?

<参加の条件>
  1. 藤田医科大学病院の基本方針に則って活動していただける方
  2. 心身ともに健康な方(健康診断等の証明があれば可)
  3. 患者のプライバシーを守っていただける方
  4. 週1回2時間以上もしくは月2回3時間以上を継続的に活動していただける方
  5. ボランティア保険に加入していただける方
  6. 無報酬で活動していただける方
  7. 16歳以上の方(未成年の場合は保護者の同意書が必要)
  8. 感染対策に協力していただける方

ボランティア活動の趣旨

日頃は藤田医科大学病院に対しご支援、ご指導を賜り感謝しております。
2016年にボランティア支援室が設立され、これまで数多くの病院ボランティア活動者が登録し、本院には16歳から90歳までの幅広い老若男女の方たちが笑顔で活動中です。ボランティアさんはキラキラ輝いております。オール藤田のスローガンのもと、病職員一同患者サービスの向上に向けて努力しておりますがまだまだ行き届かない部分があります。病院には病気で悩んでおられる方、またその患者さんのご家族の方など大勢の方が集まります。皆さま大変なご苦労、心配事を抱えておられます。

勿論医療に関する事は私共職員が行います。しかし、患者さんの移動のお手伝い、話し相手、ちょっとした心くばり、ほんの僅かな手助けなど、お力を借りたい事は山とあります。ボランティアさんの個性を生かした活動を始め、お一人おひとりに寄り添った心配りをお願いしたいと存じます。日本におけるボランティア元年(ボランティアさんが生まれた年)は、1995年阪神淡路大震災の時と言われています。人が人を助ける活動が自然発生的に始まったのです。その力は時に、大きく温かく未曾有の繋がりとなります。

ボランティアは無償の貢献です。「ありがとう」が結ぶ人との交流、心に得られる満足感、達成感は何物にもかえがたいものと考えます。

どうか本院におられる患者さんのためにお力をお貸しください。

ボランティア活動の内容

外来では・・・

患者さんのご案内、車椅子介助、外国語通訳(診療介助を省く)、事務の補助、材料の補充、眼鏡調整、さわやか図書コーナー(図書貸出・返却・移動図書)

病棟では・・・

お食事の配膳と下膳、メッセンジャー、患者さんの移動・移送、ベッドメーキング、材料づくり、子ども病棟の見守り(読み聞かせ・学習支援・季節の工作・イベント)、緩和ケア病棟(お茶会・工作・生け花)、環境整備のお手伝い、院内デイケア(レクリエーション・朗読・詩吟・笑いヨガ・ピアノ演奏・工作)

その他・・・

ボランティアギフト作り、病院行事のお手伝い、お買い物代行、お散歩の付き添い、ランゲージサービス、患者図書の管理、患者さんご家族の対応(話し相手)、お話キャラバン(朗読会:第3金曜日14時~)、環境美化(絵画・展示会・ブリザードフラワー)、院内ラジオなど

ボランティア体験談

誰かに差し伸べた手は回り巡って自分を救う手に

【命を藤田で拾ってもらい誰かのために何かしたいと思って】
■60代女性:小児科病棟
読み聞かせや工作・見守り代行を病棟スタッフと協働して行っています。長年活動していると、小さい時に入院したお子さんが大きく成長した姿をみかけることがあります。子どもの成長していく姿にエネルギーを頂くこともありますし、赤ちゃんであっても人と人として向き合う瞬間が心が通じ合う時があります。誰かの為にと始めたボランティア、気が付けば自分の為。仕事の成果は金銭的な報酬がありますが、ボランティアには生きがいや人の繋がり、いくつになっても学ぶ大切さを得ます。藤田のお陰で今の活動が続けられています。「おたがい様」と思ってこれからもボランティアを楽しみます。
【子育ても一段落し、自分のために時間を使いたく扉をたたく】
■50代女性:院内デイケア
長年主婦をしていた私に何かできる事はあるのだろうかと不安がありましたが、温かい仲間・ご指導のお陰で新社会人のような新鮮な気持ちでスタート。院内デイケアにてレクリレーションのお手伝いをさせて頂いております。患者さんの症状も様々で、少しの時間でも笑顔で楽しむ空間をと思考錯誤しています。多くの経験や新たな出会い、ボランティア室に来ると元気になれます。昨日とは違う今日、今日より明日、明るい笑顔に出会うために私はこれからもボランティアに出掛けます。
 【定年後、社会貢献をしたいと考え、娘や父が藤田・ばんたね病院でお世話になりスタート。ブラジル勤務の経験と退職後恩返しと始めたスペイン語・ポルトガル語の語学学習。】
■70代男性:外国語通訳
現在、週2回(月・水)の午前、案内係をしております。地域貢献の場ややりがいを頂いており、「ありがとう」の声は活動の糧と慶びを頂き、頑張れております。初診外来でアテンドをすると次回再診日に頼りにされ、大変やりがいを感じることもありました。ボランティア仲間にも恵まれ、勉強会を一緒に行い活動を拡充する活動もできており、いまや余生を有意義に過ごす大事な時間です。
【健康増進を兼ねて参加!頭を使い御案内することでお一人ひとり患者さんに合わせた心配りをモットーにボランティア】
■70代女性:外来案内
大病院へ受診する不安を、「道中混んでなかったですか?」「こちらですよ」とお声かけさせて頂くことで、少しでも受診のストレスを軽減できるお手伝いができたらと思います。ボランティアに来る日が今は待ち遠しく、皆さんに「ありがとう」の言葉を頂くたびにやりがいを感じます。またボランティア仲間との楽しい会話や取り組みもボランティアにくる目的です。
【培った経験と技術を「プロボノ」として社会貢献したく参加!】
■60代男性:眼鏡調整
私は月1度自身のお店が休業日に病院で眼鏡のクリーニング・調整を行う眼鏡調整ボランティアです。目の前の人の思いを❝きく❞瞬間、サービスの掛け手と受け手の立場が逆転し双方に「ありがとう」という絆で結ばれます。その最高の言葉を励ましのエールに、活動の場を提供して下さっている病院関係者の皆さんに感謝し続けております。
 
 【外の腰掛に座りお迎えの車を待つ患者さんをお見かけし、私でもお手伝いできることがあるのではいかと思い応募しました】
■60代男性:外玄関案内
病気で具合が悪い方が来院された時に「おはようございます」と声かけをすることで質問しやすい空気作りを心掛けています。「学生が横に広がりすぎだよ」と患者さんからご指摘のお声を頂く事もあり教わる事も多くあります。御挨拶をした患者さんが帰り際「ありがとう」の一言、その一言がまた次の活動に繋がります。
 【退職後に何か新しい事を模索する中で選んだボランティア】
■60代女性:さわやか図書コーナー
毎週水曜日のさわやか図書コーナーを担当しております。病院で過ごされる時間を少しでも癒しになるお手伝いをと思い活動しています。「○○本ありますか?」と尋ねられ「こちらにございます」と案内できた時や棚整理したばかりの図書をすっと手にとる入院患者さんを見ると嬉しくなります。開始時、ボランティア担当者からも助言された「フレンドリーではいけない、相手に敬意をもつ」を大切に、ほっとして頂ける笑顔を心がけています。
  •        読み聞かせ

  •      紹介患者のアテンド

  •      車椅子患者の介助

  •       患者との工作風景

  •     レクリエーション風景

  •       ホスピタルアート

申し込み方法

病院ボランティアを希望される方は、電話にてお申し込みください。追って担当者よりご連絡いたします。
お申し込み宛先 〒470-1192
愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
藤田医科大学病院 ボランティア・コーディネーター(福島志津子)
【連絡先】➀へお電話いただき、繋がりにくい場合は➁へお願いします。
Tel: ➀0562-93-2798(ボランティア支援室)
  ➁0562-93-2065(看護部長室)
        ※平日12:00~13:00もしくは16:00~17:00
           土曜11:30~12:00