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TOP  > 先端医療  > 先進医療について  > 三次元形状解析による体表の形態的診断

三次元形状解析による体表の形態的診断

(頭蓋、顔面又は頚部の変形性疾患に係るものに限る。)


三次元形状解析による顔面の形態的診断の経緯

この先進医療技術は形成外科が平成20年7月に厚生労働省より認可を受けて臨床応用開始となったものです。
当科では従来、『実物大臓器立体モデルによる手術計画(頭蓋顎顔面領域の骨変形、欠損又は骨折に係るものに限る)』という先進医療技術を有して、患者様の治療に役立ててまいりましたが、その成果により平成20年には健康保険に収載されました。本先進医療はこれに代わる次世代の新たな技術です。
本技術はCT画像のようなデータをもとに、コンピュータ上で3次元画像を作成し、仮想空間の中で種々の計測を行ったり、実際の手術と同様に切断加工して手術計画を立てるというものです。とりわけ頭蓋顔面領域の変形は複雑で3次元的であることも多く、2次元画像ではその治療計画に限界があります。立体モデルは実際に手にとって確認したり、手術と同様の加工ができるため大変有用ですが、その作成には多くの時間と費用を要します。その点で本技術は、データさえあればすぐに利用できるうえ、より安価で利便性が高いといえます。また立体モデルを併用してシミュレーションすることで、術中に思案することなく、手術を計画的かつ的確に進めることができ、ひいては手術時間の短縮、出血量の減少にも寄与します。
現在この医療技術を用いて年間約40例の頭蓋顎顔面変形を有する患者様の治療を行っており、将来更なる進歩が期待される大変有用な医療技術と考えています。

変形症における3次元画像シミュレーション

顎変形症における3次元画像シミュレーション画像
上顎骨切り術、下顎骨切り術により、移動する骨を色分けしています。
上段は移動前の顔面骨と軟部組織で下段は移動後のシミュレーション。