概 要
肝胆膵内科方針:
・患者さまに満足していただける医療を提供します。
肝胆膵内科とは:
肝胆膵内科は文字通り、肝臓、胆道(胆のうや胆管)、膵臓の病気を診断治療する内科です。
肝臓の病気としては急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、脂肪肝、アルコール性肝障害などがあります。
胆道の病気には、胆石、胆のう炎、胆管炎、胆管癌、胆のう癌などがあります。
膵臓の病気には、急性膵炎、慢性膵炎、膵癌などがあります。
肝胆膵内科では、これらの病気、すべてについて専門の医師がおり、最先端の診断治療を行っております。
スタッフ紹介
教 授:吉岡健太郎
准教授:橋本 千樹
講 師:川部 直人
講 師:原田 雅生
助 教:新田 佳史
助 教:村尾 道人
助 教:中野 卓二
助 教:有馬 裕子
助 教:嶋崎 宏明
助 手:大城 昌史
医 師:菅 敏樹
教授紹介

日本肝臓学会評議員、日本消化器病学会評議員、米国肝臓病学会会員
平成19年よりウイルス性肝炎の治療ガイドラインの作成に携わっています。C型肝炎、B型肝炎の治療について熟知精通しておりますので、安心して受診してください。患者さま、それぞれのご事情、ご希望に沿って最も良い治療法をお勧めします。ぜひご希望をお話ください。
肝臓の硬さ(肝硬度)を外来で簡単に測定できる装置を使って研究をしています。肝臓の硬さは肝臓の線維化の程度と比例しているので、肝炎の進展度を外来で簡単に検査することができます。またインターフェロン治療や抗ウイルス療法で肝臓の線維化が改善してきているかどうかを知ることができます。
C型肝炎に対するインターフェロン治療が効くか効かないかには、ウイルスの変異や患者さまの遺伝子の多型(言い換えると体質)が関係していることが分かってきました。当科ではこれらの因子を測定し治療効果を予測する研究を行い、成果を上げています。
当院は平成22年4月、愛知県の肝疾患診療連携拠点病院に指定され、
肝疾患相談室が設置されました。肝疾患についてお困りの方は是非ご利用いただければ幸いです。肝臓病教室を3ヶ月に1回開催しています。

1)C型肝炎に対する新しいインターフェロン治療(特にテラプレビル+ペグインターフェロン+リバビリン三剤併用療法)を導入し、実績を上げています。血小板の低い症例に対しては脾動脈塞栓療法、脾臓摘出術を併用するなど、様々な治療の工夫を行っています。
2)B型慢性肝炎に対する核酸アナログ(ラミブジン・アデホビル・エンテカビル)治療を多く導入し、また症例に応じてインターフェロン治療を選択するなど専門的な治療を行っています。
3)肝癌におけるラジオ波焼灼療法(RFA)、経カテーテル的肝動脈塞栓術(TACE)を積極的に行い、抗癌剤治療を含めた集学的治療を推進しています。
4)肝腫瘍に対する造影超音波診断は全国的にも有数の症例数を誇り、RFA治療にも活用して実績を上げています。
5)肝線維化の非侵襲的診断法として肝硬度測定を多数行い、治療方針決定に役立てるとともに、その研究成果を国内外の学会や論文に発表し、高い評価を得ています。
6)肝胆膵疾患の診断では超音波診断が重要ですが、当院の超音波センターではカラードプラ・造影エコー対応の最新の超音波装置を4台設置し、通常のエコー検査に加えドプラー検査や造影エコー検査を毎日行っています。
7)胆膵疾患では、超音波内視鏡(EUS)検査や超音波内視鏡下針生検を行い、質の高い診断をしています。
8)治療面では内視鏡乳頭切開術(EST)、バルーン拡張下結石除去術(EPBD)、閉塞性黄疸に対するドレナージ術(ENBD、PTCD)及びメタリックステント留置などを積極的に行っています。
9)胆膵の悪性腫瘍に関しては、外科、放射線科と連携し、手術や化学療法、放射線療法を含めた集学的な治療を推進しています。
主な検査・治療件数(2010年)
| ラジオ波焼灼療法(RFA) |
45件 |
| 経カテーテル的肝動脈化学塞栓術(TACE) |
56件 |
| 肝生検 |
84件 |
ペグインターフェロン・リハピリン併用療法、
インターフェロン単独療法など |
69件 |
| 内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP) |
330件 |
ERCPを用いた治療 ・内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST) ・内視鏡的胆道ドレナージ術(EBD) |
118件 134件 |
| 経皮経肝胆道ドレナージ術(PTDB) |
25件 |
| 経皮経肝胆嚢ドレナージ術(PTGBD) |
33件 |
| 胆道メタリックステント留置 |
29件 |
| 超音波内視鏡検査 |
107件 |
| 超音波内視鏡下穿刺吸引生検 |
20件 |
| 造影超音波 |
502件 |
| 肝硬度検査 |
1500件 |