概 要
当教室では『和と共調,日々前進,懇切な指導』をモットーに、
1)悪性腫瘍の徹底した集学的治療、
2)クリティカルパスを活用した低侵襲手術による早期退院、早期社会復帰、
3)NICUとの密な連携に基づいた周産期管理、
4)不妊治療における生殖補助医療
の4本柱に対して、医師、看護師、コメディカルスタッフ、研修医を含めたチーム医療で真摯に取り組んでいます。基幹病院診療科として質の高い医療サービスの供給はもとより、女性診療科として質の高い医療サービスの供給はもとより、女性診療科として女性への細やかな配慮を持った医療の提供に努めております。
また、屋根瓦方式(指導医→研修医→スチューデント・ドクター)を採り入れたマン・ツー・マンの臨床教育により、良き医師の育成にも積極的に取り組んでいます。
スタッフ紹介
教 授: 宇田川康博
教 授: 廣田 穰
教 授: 関谷 隆夫
准教授: 長谷川清志
講 師: 小宮山慎一
講 師: 塚田 和彦
講 師: 西尾 永司
講 師: 加藤 利奈
講 師: 安江 朗
助 教: 河村 京子
助 教: 大江 収子
助 教: 西山 幸江
助 教: 宮村 浩徳
助 教: 伊東 雅子
助 教: 南 元人
助 教: 市川 亮子
助 教: 犬塚 悠美
助 教: 岡本 治美
助 教: 木下 孝一
助 教: 伊藤真友子
助 手: 河合 智之
助 手: 野田 佳照
助 手: 坂部 慶子
教授紹介

婦人科腫瘍(特に悪性腫瘍)の診断と治療。婦人科悪性腫瘍(子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌)の広汎性手術および抗癌剤感受性試験に基づいた癌化学療法。これまでに約3,000例を超える癌治療を行ってきました。私が治療に関わった方々の生存率はいづれの癌でも全国平均を上まわっています。

日本婦人科腫瘍学会では現在理事長を務め、これまでにはガイドライン作成委員長としても子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌の治療ガイドラインのほか、これら3種のがんをまとめた患者さんとご家族のためのがん治療ガイドラインの解説書などを発刊してきました。また、日本の婦人科癌臨床試験の指導的立場にある婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)の副理事長としても癌のより良い治療の進展を目指して頑張っています。

専門:婦人科内視鏡手術
日本産科婦人科学会・専門医、母体保護法指定医、日本産科婦人科内視鏡学会・技術認定医、同審査委員、日本産科婦人科内視鏡学会・理事、日本内視鏡外科学会・評議員、米国婦人科腹腔鏡学会メンバー(AAGL)

婦人科の内視鏡手術をご存じですか?
内視鏡手術は1990年初頭から全世界的に急速に普及した低浸襲手術「からだに優しい」手術です。元ソフトバンクの王監督が劇的な術後回復を示し、マスコミでも大きく取り上げられた腹腔鏡手術も内視鏡手術の一つです。
婦人科の内視鏡手術の種類は、1.腹腔鏡手術、2.子宮鏡手術、3.卵管鏡手術の3つがあります。子宮鏡手術と卵管鏡手術は適応疾患が限定されますが、腹腔鏡手術は適応が広く、手術対象となる婦人科良性疾患の約98%超は内視鏡による手術が可能です。我々の腹腔鏡手術の実績は手術件数3,800例を超えており、また東海地方で唯一、複数(5名)の内視鏡手術を専門とする技術認定医(日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医)が在籍する施設でもあります。したがって、当施設では質の高い、高度な先進的内視鏡手術を提供できるものと確信しております。

専門分野:超音波医学、周産期医学
資格関係:日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、
日本超音波医学会超音波専門医/指導医(産婦人科領域)、
日本周産期新生児学会暫定指導医、マンモグラフィ読影医(B1)
学会関係:日本母体胎児医学会幹事、日本産婦人科乳癌学会幹事、
日本妊娠高血圧学会評議員、日本超音波医学会中部地方会運営委員、
中部出生前医療研究会世話人、東海北陸性差医療研究会世話人、
愛知県産婦人科医会理事
研究:超音波検査を用いた画像診断に関する研究を行っております。婦人科領域では女性性器の形態異常や腫瘍の診断、周産期領域では胎児出生前診断、胎児well beingの評価、母体の早産予知、胎盤や臍帯異常の診断など妊娠・分娩・産褥に関わる多くの問題をテーマとしております。また、医療連携や画像診断技術の向上のために、画像診断を通じた地域の勉強会や全国的な講習会も積極的に行っております。

超音波検査は、生殖器や胎児に対する影響が少なく、産婦人科において第一選択となる画像診断法です。本法を用いて早期から正確な診断を受けることは、患者さまやこれから生まれてくる胎児にとって、最適な医療を受けるための重要なプロセスともいえます。最高の診断は最高の治療に繋がるものと考えて精進いたしております。
もともと産科が専門ですので、安全な妊娠分娩管理を行って、元気な赤ちゃんを抱いてお帰りいただくようにこころがけることに加えて、きれいでわかりやすい画像を通して、胎児期からの女性の一生を正確に観察し、患者さまやそのご家族に安心して医療を受けていただけるよう精進したいと考えております。
主要疾患別手術件数(平成22年度 10.1.1〜10.12.31)
| 疾患名 |
手術件数 |
| 1)悪性腫瘍 |
子宮頸癌手術 |
21 |
| 子宮体癌手術 |
25 |
| 卵巣癌手術 |
20 |
| 子宮頸部円錐切除術 |
60 |
| その他 |
6 |
| 2)良性腫瘍 |
腹腔鏡下子宮全摘術 |
46 |
| 腹腔鏡下筋腫核出術 |
75 |
| 腹腔鏡下卵巣腫瘍手術 |
34 |
| 腹腔鏡下子宮内膜症手術 |
33 |
| 腹腔鏡下子宮外妊娠手術 |
7 |
| 腹腔鏡その他 |
7 |
| 経頸管子宮鏡下筋腫切除術(TCR) |
22 |
| 腹式単純子宮全摘術 |
40 |
| 腹式子宮筋腫核出術 |
22 |
| 腹式付属器切除術 |
42 |
| 腹式卵巣嚢腫摘出術 |
12 |
| 腟式単純子宮全摘術・腟壁形成術・腟閉鎖術 |
5 |
| 開腹子宮外妊娠根治術 |
14 |
| 開腹・腟式その他 |
7 |
| 3)生殖医学 |
体外受精* |
32 |
| 卵管鏡下卵管形成術(FT) |
2 |
| その他 |
0 |
| 4)産科 |
帝王切開術 |
215 |
| 流産手術・人工妊娠中絶 |
44 |
| 頸管縫縮術 |
15 |
| 経腟分娩 |
306 |