概 要
内分泌疾患(甲状腺、副甲状腺、副腎など)、乳腺疾患および表在性疾患を診療対象としています。内分泌疾患については腫瘍性病変および内分泌機能異常を有する疾患の診断と外科治療を、乳腺疾患については主として乳癌の診断と外科治療および薬物治療を行っています。
常に患者さまの傍に立つ臨床医をモットーとして、Evidence Based Medicineの実践とともに、患者さま個々の特性を考慮した個別的治療を目指しています。また、内分泌疾患の外科診療は特異的な疾患領域の専門施設としての責任は大きく、地域における基幹診療施設としての役割を担っています。乳癌および甲状腺癌診療においては、初発患者のみならず、再発例患者も積極的にそのQuality of Lifeの向上を目指して外来・入院診療に当たっています。
さらに、常に新しい知見と技術を修得し、主として低侵襲治療を目指した治療に取り組み、それに必要なシステム(設備、技術、関連施設との連携など)の整備をはかっています。
スタッフ紹介
教 授: 岩瀬 克己
准教授: 日比 八束
助 教: 香川 力
助 教: 柴田 雅央
助 教: 清水 佳美
助 教: 小川貴美雄
教授紹介

専門領域:乳癌診療および内分泌疾患(甲状腺、副甲状腺、副腎)診療。内視鏡下低侵襲手術(副腎、甲状腺、乳腺)。
腫瘍特性と感受性に基づく乳癌の個別的ならびに標的治療。日本内分泌外科学会理事、甲状腺外科学会理事、日本外科学会評議員指導医、日本乳癌学会評議員専門医、内分泌・甲状腺外科専門医。
平成19年秋には日本乳癌学会中部地方会を主催、平成21年には日本甲状腺外科学会を主催。平成24年には日本内分泌外科学会を主催予定。

内分泌・乳腺疾患を専門とするチームとして全国の大学では先駆的存在。いつも患者さまの傍で、患者さまの声に耳を傾ける診療を心がけています。乳癌の早期発見、早期治療から、進行再発患者さまの良質な生活を守る医療まで、最新の医療情報を基に、細心のケアーを以て対応します。
手術数(過去5年間2007〜2011)
| (疾患別) 総合計 |
1,050件 |
乳腺疾患
・乳癌
・良性 |
203件
176件
27件 |
内分泌疾患
・甲状腺
・副甲状腺
・副腎 |
701件
547件
79件
75件 |
| 頸部および表在腫瘍など |
146件 |
治療成績(2007年)
1)乳癌:2000年以降 乳房温存手術およびセンチネルリンパ節生検 50%以上
病期Iの10年生存94.5%、病期IIの10年生存81.5%、病期IIIAの5年生存74.6%、病期IIIBの5年生存58.7%。病期II以上は術前補助化学療法を導入し、更に成績向上を目指しています。
2)内分泌疾患(甲状腺癌、他):甲状腺癌のほとんど予後良好。重篤な合併症はありません。甲状腺乳頭癌の無再発生存率(20年)は80%かつ生命予後は95%以上と良好です。