呼吸器外科



概 要


 呼吸器外科では気管・気管支・肺、縦隔、胸膜、横隔膜の病気の中で、手術が必要になる疾患を取り扱います。2005年の日本人の死因では、悪性新生物が30.4%で第1位となっていて、癌の中では肺癌が第1位になっています。したがって、呼吸器外科の最も重要な疾患は肺癌になりますが、転移性肺癌・気胸・縦隔腫瘍・気腫性嚢胞・胸膜中皮腫なども手術の対象になります。

 当科の2011年の手術件数は309例で、原発性肺癌の手術件例は125例でした。東海地区では有数の手術症例数と実績があります。患者様にとって低侵襲で安全な手術を行い、手術後の痛みを軽減するように工夫し、しかも早く退院できるように努めています。

高精度で、体にやさしく、痛くない最先端手術(高精度・低侵襲手術)を提供します。

 肺癌に対する標準術式の肺葉切除+縦隔リンパ節郭清術を、2002年10月からは胸腔鏡を併用して約7cmの皮膚切開による開胸で、2004年1月からは約4cmの切開創との2port(各々約1cmの創)による完全胸腔鏡下手術を東海地区で最初に開始し、現在まで実施しています。

肺癌胸腔鏡手術   以前の肺癌標準手術
肺癌胸腔鏡手術
約4cmの傷と1.5cmの傷2カ所
  以前の肺癌標準手術
約13cmの傷と1.5cmの傷1カ所

 さらに2009年11月に全国で始めてda Vinci(ダビンチ)ロボット支援手術を肺癌の手術に導入し、現在まで合併症もなく19例に施行しています。
da Vinci(ダビンチ)ロボット支援手術1   da Vinci(ダビンチ)ロボット支援手術2

 また、胸骨を切らないため痛みも少なく、美容にも優れた剣状突起下単孔式胸腺・胸腺腫摘出術を2011年から行っています。

da Vinci(ダビンチ)ロボット支援手術1   da Vinci(ダビンチ)ロボット支援手術2

 2011年の全入院症例の平均在入院日数は12.1.日でした。

 私共は、ただ単に病巣を切除して直すだけではなく、患者様との対話の時間を充分に取り、心から納得して頂くようにしています。更に、退院時には手術を受けてよかったと満足して頂ける様に、教室員のみならず、看護師やコメディカル共々努力しています。

 病診連携室を通しての、セカンドオピニオン外来も受け入れていますので、お気軽にご利用ください。

スタッフ紹介


 教 授: 服部 良信
 准教授: 須田  隆
 講 師: 杉村 裕志
 助 手: 芦刈 周平

教授紹介

服部良信教授

専門・実績


 日本外科学会指導医・専門医、日本胸部学会指導医、日本呼吸器外科学会専門医、日本呼吸器学会専門医、日本循環器学会専門医

 名古屋市立大学医学部を1975年に卒業し、2年間臨床研修を名古屋保健衛生大学病院(現在の藤田保健衛生大学病院)で行いました。1977年に外科の助手になり、1987年に講師、1999年助教授、2005年に呼吸器外科学教授に昇任しました。藤田保健衛生大学病院一筋の医師で、生き字引とも言われています。
 手術に際して心がけていることは、基礎手技を大切にし、常に安全な手術を心がけ、平静心を保つようにし、チームワークを大事にすることです。
 診療中際しては、患者様の立場になって考え、分かりやすい言葉で説明し、患者様のお話をよく聞くようにしています。

セールスポイント


 心臓血管外科も出来る数少ない呼吸器外科医です。ドラムができ、尺八も吹き、ドラゴンズの大ファンで、相撲やモータースポーツも大好きです。読書。美術・音楽鑑賞などで教養を養い、患者さんの価値観・意思に沿った助言が出来るように心がけています。

呼吸器外科ホームページ


http://info.fujita-hu.ac.jp/~geka/koza_main_kokyu001.html

主な治療成績


主な治療成績

主な治療成績2

主な治療成績3

主な治療成績4


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