グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP  > 東日本大震災被災地における活動報告  > 医療支援報告(産婦人科編)

医療支援報告(産婦人科編)

産婦人科 西尾 永司

このたび日本産科婦人科学会から国内最大規模の巨大地震に見舞われて甚大な被害を受けた宮城県・石巻地区への応援要請があり、当院産婦人科学教室からは西尾永司、南元人が平成23年11月5日から12日まで医療支援に赴きました。

石巻地区の産婦人科事情は、今回の東日本大震災による津波の影響で石巻市内の4件の産婦人科が被災し機能停止となりました。そのため各産院の妊婦が石巻赤十字病院へ押し寄せることになり、月30件程度だった分娩が震災以降1カ月あたり100件を超える勢いで増加し、日赤病院へ派遣医師を出している東北大学ではこれを賄い切れなくなりました。
私たちの支援地の基本的な業務は、一人は日中の外来業務、もう一人は病棟業務と分娩が主体でした。外来は1人あたり40名位で震災当初に比べ徐々に減ってきてはいるようです。分娩は1日3、4人ペースで、私たち2人で1週間の間に12件の分娩(うち帝王切開5件)に加え、腹式子宮全摘術1件に立ち合いました。当直は支援医師と常勤医師で担当し、1週間当直業務にあたりました。

平成23年11月、震災発生から8ヶ月時点において、徐々に病院は機能を回復しており、院内インフラも整備され、診療に関わる不備は解消されつつありました。私たちのような他学からの支援医が派遣される事で少なからず石巻日赤常勤医のQuality Of Lifeの向上に寄与したのではないかと考えております。