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TOP  > 東日本大震災被災地における活動報告  > 東日本大震災後の医療の現状

東日本大震災後の医療の現状

腎内科 小島 昌泰

このたび、平成24年11月末に全国医学部長病院長会議の被災地医療支援委員会による支援医師派遣にて震災で津波の直撃を受けた宮城県公立志津川病院へ医療支援させて頂きました。公立志津川病院は震災にて津波の直撃を受けたため、病院跡地より30kmあまり離れたよねやま診療所の病棟を借りて新たに移転し、被災地の医療を担っておりました。

東日本大震災後、被災地は恒常的に支援を必要としている現状があり、慢性的な医師不足の状態があります。私は主に病棟業務と南三陸診療所の当直業務を行い、仮設住宅の方の予防接種等を行いました。震災の当初とは異なり、日本赤十字社を介した様々な物資や医療器具があるとはいえ、医師不足の現状は続いており東北大学、自治医科大学の常勤の先生方と共に病棟業務を行いました。南三陸診療所の外来より入院患者を受け入れ、3Fの急性期病棟、2Fの慢性期病棟に分かれて診療を行っておりました。また院長先生の方針にてリハビリにも力を入れられていることが大変印象的でした。

常勤医の先生方は現状でも多忙な状況があり、今後も継続的な医療支援とマンパワーが必要であると思われました。支援を絶やさず内科、精神科を中心とした全人的な医療提供の必要があると感じました。また支援医師に対する理解もあり非常に歓迎して頂き、医療支援にも遣り甲斐があり大変貴重な経験をさせて頂きました。