歯科/口腔外科/小児歯科・矯正歯科

病棟の場所 B棟6E病棟(成人) B棟8病棟(小児) 外来の場所 B棟1階 歯科・口腔外科外来
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診療内容

主な対象疾患

周術期口腔機能管理、摂食嚥下障害、口腔機能低下症、歯・顎欠損、歯周疾患、難抜歯、顎関節症、口唇口蓋裂、顎骨嚢胞・顎骨腫瘍、口腔良性腫瘍、口腔悪性腫瘍、顎骨骨折、歯槽骨骨折、歯の脱臼、唾石症、炎症性疾患、顎骨壊死・骨髄炎、顎変形症、睡眠時無呼吸症候群など

目標・基本理念・基本方針

目標

院内医科診療科との連携のもと、周術期口腔機能管理や唇顎口蓋裂をはじめとした歯科口腔外科疾患の治療を実施していきます。また、地域中核病院として口腔外科疾患をはじめとする難症例の紹介にも積極的に対応していきます。

基本理念

大学病院の歯顎口腔領域を担当する部門として、歯科医師の立場から診療に従事し、各ライフステージにおける様々な疾患に対して、患者さん本位の安全で良質な医療を提供します。院内では他部門との多職種連携のもと、院外では地域医療機関との医科歯科、病診連携のもと、口腔機能の維持 ・ 改善を意識した診療に取り組みます。

基本方針

歯科部門では、入院患者さんに特化した歯科治療全般を実施しながら、退院時にはかかりつけ歯科との連携を図るようにします。口腔外科部門は、地域医療機関等からの紹介のもと口腔外科疾患に特化した診療を実施します。小児歯科 ・ 矯正歯科部門は、口唇口蓋裂センターの一員として活動していきます。

診療科の特色

歯科部門では、入院患者さんへの周術期口腔機能管理を通じて全身と口腔の関係を重視した歯科治療を行っています。口腔外科部門では、地域歯科医院等からの紹介のもと、智歯など難度の高い抜歯、口唇口蓋裂、顎骨骨髄炎、口腔がんなどの口腔外科疾患に対する低侵襲治療に取り組んでいます。小児歯科・矯正歯科部門では、口唇口蓋裂センターでの活動のほか、呼吸器内科、精神科との連携のもと、睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置の製作を行っています。

得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療

かかりつけ歯科からの紹介で、智歯の難抜歯や顎口腔領域の腫脹や腫瘍、骨粗鬆症治療薬による顎骨壊死・骨髄炎といった口腔外科疾患に対応しています。また、顎関節症、咬合不調といった治療も行っています。さらに、当院の医科もしくは他医療機関等からの紹介のもと、摂食嚥下障害や睡眠時無呼吸症候群といった障害に対する治療も行っています。口唇口蓋裂センターの一員として成育医療も担当しています。
 

診療実績(2022年度)

項目 患者数
外来患者(歯科) 18,334
外来患者(口腔外科) 12,770
項目 件数
周術期口腔管理策定数 1,734
摂食機能療法 213
歯科衛生実地指導 4,053
義歯新製 164
外来手術 1,891
  埋伏歯抜歯 1,039
  難抜歯 149
  その他抜歯 446
  埋伏歯開窓 29
  消炎手術 43
  顎骨腫瘍・嚢胞性疾患手術 56
  軟組織腫瘍・嚢胞性疾患手術 43
  外傷(骨折・軟組織損傷)手術 37
  顎関節脱臼整復 10
入院手術 中央手術室 262
  全身麻酔手術 230
  静脈内鎮静手術 19
  局所麻酔手術 13
   口蓋形成・顎裂部手術 118
   顎骨骨髄炎・骨壊死手術 16
   口腔良性腫瘍・嚢胞手術 36
   口腔悪性腫瘍前がん病変関連手術 9
   顎骨骨折手術 6
   顎変形症手術 4
   唾石摘出術 7
入院外来手術 170
  静脈内鎮静 70
  局所麻酔 100
   抜歯 163
   その他 7
哺乳床・口蓋閉鎖症の作製・調整数 93