救急科

病棟の場所 救命救急センター
災害外傷センター
GICU
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診療内容

主な対象疾患

多発外傷、四肢骨盤外傷、体幹外傷、気道熱傷

目標・基本理念・基本方針

目標

要請されたすべての外傷患者に対して、救命のみならず、機能予後を含めた社会復帰を考え、最善の治療を行う。

基本理念

すべての外傷患者に最善を尽くす。

基本方針

外傷発生現場だけでなく、他医療機関からの要請に対して、ベストな医療を提供する。他診療科との連携により、専門性が高い必要な治療法を選択する。
救命だけでなく社会復帰を含めた包括的な医療において最善を尽くす。

診療科の特色

多発外傷は、事故現場や他医療機関から搬送されます。レントゲンや CT 検査で損傷の部位を検索し、治療の優先順位を決定します。そして、各専門分野の多診療科と協力して、最善の治療を行っております。
また軽傷から重症までのあらゆる四肢骨盤外傷の急性期治療を行っております。四肢骨盤外傷の後遺症は、その後の生活に大きく影響を及ぼします。内科系救急医による全身管理の協力のもと、術後早期にリハビリテーションを介入することで、機能改善の獲得を目指しております。

得意とする治療・高度な医療・特徴的な医療

多発外傷では早期止血が重要であり、なかでもカテーテルを用いた止血術は近年その重要性が高まっております。カテーテル治療のみならず、多診療科で協力して治療にあたることが可能です。
また、高齢者では転倒しただけで、大腿骨や骨盤の骨折を生じることがあります。また、何らかの疾病を抱えていることも多いでしょう。当科では内科系の救急医も協力して診療にあたっており、併存疾患や合併症に対しても対応することができます。

診療実績(2022年度)

項目 件数
骨盤骨折(寛骨臼骨折含む) 70
大腿骨近位部骨折(ORIF、BHA) 64
大腿骨近位部骨折(THA) 13
四肢整形外傷手術(骨盤、大腿骨近位部以外) 41
   
2022年度 総整形外傷手術症例 188