登録から手術までの流れ(膵臓移植)

登録後から手術までの流れ(脳死膵臓移植)

生体膵臓移植について

親、兄弟、夫婦などの身内の方から膵臓の約半分(体尾部側)を提供いただき移植する方法。腎臓の障害がない患者さんは生体膵臓単独移植を、腎不全に進行した患者さんは生体膵臓・腎臓同時移植の方法があります。提供する側も十分に検査し、健康状態を確認し、ドナー適応基準をクリアすることが必要です。(生体臓器提供とは、臓器提供後もドナーの健康状態が保たれることが前提の医療です)
血液型不適合の組み合わせでも特殊な抗体除去などの処置をすることで移植が可能です。
改正臓器移植法の施行により、脳死ドナーからの膵臓移植例が増えており、待機期間も減少しています。そのため、生体膵臓移植の件数も減少しています。