
坂文種報徳會病院泌尿器科は平成20年4月より新体制となり、従来の一般泌尿器科診療に加え腎機能障害ならびに血液透析などの腎不全治療を新たに開始することになりました。加えて泌尿器科腹腔鏡手術に力を注ぎ、この分野で従来から腹腔鏡手術認定医として活躍していた早川准教授を迎え、地域の患者様により貢献できる施設を目指して新たに出発いたします。
新生バンタネ病院泌尿器科は上記のように腎臓疾患一般、ならびに低侵襲治療に全力で取り組んで参ります。もちろん、前立腺肥大などの一般泌尿器科疾患、前立腺癌や膀胱癌などの泌尿器科腫瘍にもこれまで通り力を入れてまいります。
泌尿器科疾患を持つ患者さんの治療として、低侵襲手術、腎機能温存の観点からの選択枝を、是非一度バンタネ病院泌尿器科へ御相談下さい。
高齢化社会を迎え、腎臓疾患は増加する傾向にあります。成人病の代表である糖尿病に伴う腎機能障害は血液透析に導入される最大の原因であり、高血圧やいわゆるメタボリックシンドロームにともなう腎障害も注目されています。更に最近ではChronic Kidney Disease (CKD)という概念が普及し、腎臓機能の低下は単に透析治療を要する末期腎不全に至る危険因子にとどまらず、心臓疾患や脳血管疾患を引きおこして生命の危険に及ぶことが指摘されています。すなわち、腎臓の機能は、患者さんの生活の質(QOL)のみならず生命に直接かかわる重要な要素であることが証明されてきています。
バンタネ病院泌尿器科は軽度の腎臓障害の患者さんから血液透析を要する腎機能不全の患者さん、更には泌尿器科疾患に伴う腎障害や腎機能温存手術まで幅広く対応致します。
膀胱や前立腺の疾患は下部尿路疾患と総称され、こちらも高齢化社会とは切っても切り離せない関係にあります。男性の前立腺肥大症や前立腺癌、女性の尿失禁は代表的な疾患であり、加齢に伴う生活習慣病であることから患者さん各々の状況に応じて様々な治療法があります。別の患者さんの治療法が必ずしもご自身の治療法として最適なわけではありません。一人一人の立場や疾患に応じたいわゆるテーラーメイドの治療が求められます。こうした分野の疾患に関しても、まずは受診いただき気軽に御相談ください。
我々の目標は単に疾患をなおすのではなく、患者さんのQOL向上に資する良質な医療を患者さんの立場に立って提供することです。膀胱腫瘍では膀胱の可及的温存治療から不幸にして膀胱を摘出せねばならない場合でもこれまで通りの排尿が可能な代用膀胱の作成まで、また、腎臓の機能に不安がある患者さんの腎臓腫瘍に対する腎臓機能温存手術などは低侵襲手術の代表である腹腔鏡手術と並んで当スタッフの得意とする分野です。セカンドオピニオンも受け付けます。ぜひ一度バンタネ病院泌尿器科の扉をたたいて下さい。

