活躍する先輩紹介 看護学科

新家 翼さん(2012年卒業)

私が勤務するのは、脳神経疾患や脊髄損傷などで急性期を脱した患者さんが治療とリハビリを行う病棟です。
入院が長期にわたる場合もあるため、日常生活の援助や心理的サポートは欠かせません。
現在は、スタッフ教育や病棟業務の見直しなどにも取り組んでいます。
本学での講義は、病棟看護師が務めることが多く、実習も主に敷地内の大学病院で行います。
臨床現場を身近に感じられる環境の中で経験を積めたことが、今に生かされていると感じます。

山村 美穂さん(2013年卒業)

NICU・GCU病棟は、ハイリスクな状態にある赤ちゃんのケアを行う集中治療室です。
ここで治療の介助や成長発達の支援、退院調整などを担当しています。
助産師をめざしたのは、在学中の母性看護学で女性の一生に関われることに魅力を感じたから。
学びを深めるため本学卒業後に助産師養成の大学へ進学しました。NICU・GCUへの入院は、ご家族の不安も大きいものです。
父親・母親に寄り添い、一緒に赤ちゃんの成長を支えていきたいと思います。

河合 美代子さん(2008年卒業)

65 歳以上向けの一般介護予防事業や老人クラブの支援、成年後見制度市町村申し立ての対応などに取り組んでいます。
自ら地域に出向き、地域活動に介護予防を盛り込むための支援も行います。
多くの人と仕事内容の検討や調整をする際には、大学時代のグループワークや演習の経験が役立っています。
「住み慣れた地域でいつまでも元気に暮らせること」を目標に生活支援体制整備事業に力を入れ、元気な高齢者を増やしていきたいです。

伊藤 あゆみさん(2003年卒業)

認定看護師( 透析看護)の資格を生かし、入院・外来患者さんの血液透析や、腹膜透析患者さんの外来診療をおこなう血液浄化センターで働いています。
大学在学中は多くのグループワークを経験し、自分の意見を相手に伝え、相手の意見に耳を傾け理解することの大切さを学びました。
その経験は今も生かされ、よりよい看護を実践するために、日々考え、お互いの意見を共有する時間を取っています。

牧野 恵子さん(2016年卒業)

妊婦さんへの保健指導や分娩介助、新生児のケア、育児指導、退院後を見据えた保健指導のほか、ハイリスク妊産褥婦と新生児への看護などを行っています。
母児やご家族の力を最大限に引き出せるようにサポートさせていただくことや、ご家族で赤ちゃんを迎え入れる貴重な機会に携わらせていただくことに、仕事のやりがいを感じます。
今後もさまざまな経験を積み、地域の母児の方々の健康を守れるように貢献していきたいです。