保健衛生学部リハビリテーション学科 学科概要

理学療法士・作業療法士の優れた仲間が生まれること、それが私たちの願いです。

リハビリテーション学科 学科長
櫻井 宏明

私たち藤田医科大学リハビリテーション学科は、「臨床家(医療の専門家)による教育」を中心に据えたプログラムCOSPIRE(The Clinical-Oriented System for Progression & Innovation of RehabilitationEducation、先進的で革新的な臨床指向の教育/学習システム)を創造し、実行しています。

COSPIREは、2004年に藤田医科大学リハビリテーション部門で開発され、今も進化し続けている独自の臨床家教育/学習プログラムです。皆さんが、一流の臨床家が持つ優れた知識、思考、技能を体系的かつ確実に学ぶための方略です。学科教員はもちろん、大学スタッフとして実際にリハビリテーション医療を行っている理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、リハビリテーション科専門医をはじめとする多様な医療/医学/福祉専門家が講師陣となり、皆さんと接します。

高質な知識や思考を体系的授業などによって手に入れながら、身体で覚える必要のある複雑な技能を身につけるため、最重要科目として「優れた模範に習う臨床実習」を行います。臨床実習時間は、厚生労働省指定規則が定めた基準時間の約2倍、1,665時間。大学5施設(大学病院、3教育病院、地域包括ケア中核センター)での実習がその2/3を占めます。

本学科教員は大学病院で日常的に臨床を行う経験豊かな一流の臨床家です。皆さんは患者さんを目の前に、臨床家である教員から直接指導を受けます。具体的な体験が、皆さんに患者さんへの貢献とは何かを実感させ、さらには治療行為への科学的好奇心の旺盛さとその発露をもたらしてくれるでしょう。その経験は皆さんの成長に必ず役立つはずです。

教育目標

リハビリテーション学科は、本学の建学の理念と保健衛生学部の教育理念を踏まえ、以下のような目標を掲げ、リハビリテーションの専門職の育成を目指します。
  1. 理学療法士および作業療法士として、優れた臨床科学的思考を行いうる知識を持ち、利他性を基盤とした態度を身につけ、優れた臨床技術を備えた行為者たるリハビリテーション専門家を育成します。
  2. リハビリテーション医学に即した理学療法学および作業療法学を、臨床に密着した科学的根拠に基づく学問・技術として捉え、研究と教育と共に優れた臨床科学的思考を行いうる専門的素養を備えた人材を育成します。
  3. 科学技術や医学の進歩に対応し、課題を発見して解決する探究心を養い、リハビリテーション学の向上に寄与できる能力を育成します。
  4. 医療に従事する者として必要な優れたコミュニケーション能力および責任感と協調性を養い、チーム医療に貢献できる人材を育成します。

アドミッション・ポリシー

リハビリテーション学科

保健衛生学部のアドミッション・ポリシーに基づき、リハビリテーション学科では以下のような学生を入学者として求める。

求める学生像
  1. リハビリテーション専門職を志す明確な目的意識を有する人
  2. 入学後の学修に必要な基礎学力を備え、リハビリテーション関連分野(身体障害、発達障害、老年期)に高い関心を有する人
  3. 思いやりと誠実さをもって、他者に興味をもち理解する姿勢を有する人
  4. 自身の行動に主体性と責任をもち、他者と協働して課題に取り組む姿勢を有する人
  5. リハビリテーションの専門知識や技能を活かして、医療・福祉・行政分野をはじめ、教育・研究機関や国内外の地域、社会に貢献する志を有する人

先進理学療法コース

保健衛生学部およびリハビリテーション学科のアドミッション・ポリシーに基づき、先進理学療法コースでは以下のような学生を入学者として求める。

求める学生像
  1. 理学療法士を志す明確な目的意識を有する人
  2. 入学後の学修に必要な基礎学力を備え、理学療法学およびリハビリテーション関連分野(身体障害、発達障害、老年期)に高い関心を有する人
  3. 思いやりと誠実さをもって、他者に興味をもち理解する姿勢を有する人
  4. 自身の行動に主体性と責任をもち、他者と協働して課題に取り組む姿勢を有する人
  5. 理学療法の専門知識や技能を活かして、医療・福祉・行政分野を始め、教育・研究機関や国内外の地域、社会に貢献する志を有する人

先進作業療法コース

保健衛生学部およびリハビリテーション学科のアドミッション・ポリシーに基づき、先進作業療法コースでは以下のような学生を入学者として求める。

求める学生像
  1. 作業療法士を志す明確な目的意識を有する人
  2. 入学後の学修に必要な基礎学力を備え、作業療法学およびリハビリテーション関連分野(身体障害、精神障害、発達障害、老年期)に高い関心を有する人
  3. 思いやりと誠実さをもって、他者に興味をもち理解する姿勢を有する人
  4. 自身の行動に主体性と責任をもち、他者と協働して課題に取り組む姿勢を有する人
  5. 作業療法の専門知識や技能を活かして、医療・福祉・行政分野を始め、教育・研究機関や国内外の地域、社会に貢献する志を有する人


選抜方法については、保健衛生学部のアドミッション・ポリシーに準じます。リハビリテーション学科では、基礎的学力の評価に一般入試、共通テスト利用入試において外国語(英語)を必須とし、数学、理科(物理・化学・生物)に国語を含めた科目選択式の選抜試験を実施しています。共通テストプラス入試において外国語(英語)数学、理科(物理・化学・生物)に国語を含めた科目選択式の選抜試験を実施しています。推薦入試において小論文を実施しています。ふじた独創入試において国際適性試験を実施しています。

禁煙への取り組み

藤田医科大学では、人々の健康を守る医療職者を育成する大学として、入学者は喫煙しないことを約束できる方とします。

カリキュラム・ポリシー

リハビリテーション学科

保健衛生学部のカリキュラム・ポリシーに基づき、リハビリテーション学科先進理学療法コースおよび先進作業療法コースのディプロマ・ポリシーに示した5つの能力を身につけるために、本学科では段階的・体系的な教育課程を編成する。また、以下に示す学修方法・過程や学修成果の評価により、本学の建学精神と教育理念を踏まえて、学びを進め、深めていく。
  1. 教育課程編成
    1)理学療法士・作業療法士の資格課程を設置し、専門的な学びの要求に応え、知識・技能、医療の質向上につながるコミュニケーション、接遇など専門家に必要な能力を養成する。
    2)カリキュラムには「基礎分野」、「専門基礎分野」、「専門分野」を設置し、各科目を系統的に連結させ、体系的かつ網羅的に学修できるようにする。
    3)系統的・体系的なカリキュラムであることを示すための「カリキュラム・マップ」や「カリキュラム・ツリー(履修系統図)」を作成し、学修過程の整合性を示す。
    4)講義、演習、実習では理学療法士・作業療法士としての専門性を身につけるため、少人数学修(SGL)、問題解決型学修(PBL)、チーム基盤型学修(TBL)などのアクティブラーニングを活用し、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力、リーダーシップ、主体性、協調性などの観点から養成する。
    5)オンラインによる授業資料配信やポータルサイトといった多様な情報通信技術(ICT)を日常的に用いることで、ICTを適切に利活用できる能力を養成する。
    6)臨床実習では高度な最先端医療を実施する教育病院や、地域に根ざした医療機関、福祉施設、地域包括ケア中核センターを多様な学びの場とし、理学療法士・作業療法士に必要な専門知識・技能を養成する。
  2. 学修方法・学修過程
    1)初年次教育
    1年次には、基礎分野の科目だけでなく、全学部合同でチームワークやコミュニケーションスキルを学ぶ大学独自のカリキュラムであるアセンブリ教育を行う。全学部学生と教員が共に活動することを通して、専門職連携の基盤づくりを行う。基礎臨床見学実習では、臨床現場で理学療法士・作業療法士の働きを見学し、リハビリテーションにおける理学療法士・作業療法士の役割への理解の向上を図る。
    2)専門教育
    教育課程は理学療法と作業療法の共通科目として基礎分野で科学的思考の基礎、専門基礎分野で人体の構造と機能および疾病と障害の成り立ちなどを学ぶ。その上で専門分野では、リハビリテーションに必要な高い専門性を得るための科目を学び、身体障害、発達障害、老年期などでリハビリテーションを必要とする対象者を理解する視点を獲得する。
    また、臨床志向的なリハビリテーション教育/学習システムCOSPIRE(the Clinical-Oriented System for Progression & Innovation of Rehabilitation Education)を導入し、臨床場面と直結した学修環境の中で、良質な知識、技能、態度の獲得を図る。
    客観的臨床能力試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination)を導入し、標準的なリハビリテーションを模擬的に実施し、評価を受けることでスキルアップを図る。
    3)学生・学修支援
    理学療法士・作業療法士国家資格取得にむけた学修のため、SGLによる個別指導の体制を整えている。また、全学年を通して、学修成果可視化システム等により、自己の学修成果を把握することで、具体的な学修の目標と計画を立てて、達成と成長を実感できるようにする。
  3. 学修成果の評価
    1)定期試験・レポート・実技試験等によって、学修成果の到達度を厳格に評価する。
    2)4年間の学修成果は、講義・演習・実習科目および臨地実習を多様な学修評価方法を用いて単位を厳格に認定し、修得単位数から成績評価値(GPA)を算出し、学士の質保証を担保する。
    3)学修成果の可視化および教育の質保証を図るために、各科目の到達目標とディプロマ・ポリシーの各項目について「学修成果の評価(アセスメントプラン)」を踏まえて達成度を示す。

先進理学療法コース

保健衛生学部およびリハビリテーション学科のカリキュラム・ポリシーに基づき、リハビリテーション学科 先進理学療法コースのディプロマ・ポリシーに示した5つの能力を身につけるために、本コースでは段階的・体系的な教育課程を編成する。また、以下に示す学修方法・課程や学修成果の評価により、本学の建学の精神と教育理念を踏まえて、学びを進め、深めていく。
  1. 教育課程編成
    1)理学療法士の資格課程を設置し、専門的な学びの要求に応え、知識・技能、医療の質向上につながるコミュニケーション、接遇など専門家に必要な能力を養成する。
    2)カリキュラムには「基礎分野」、「専門基礎分野」、「専門分野」を設置し、各科目を系統的に連結させ、体系的かつ網羅的に理学療法学分野を学修できるようにする。
    3)系統的・体系的なカリキュラムであることを示すための「カリキュラム・マップ」や「カリキュラム・ツリー(履修系統図)」を作成し、学修過程の整合性を示す。
    4)講義、演習、実習では理学療法士としての専門性を身につけるため、少人数学修(SGL)、問題解決型学修(PBL)、チーム基盤型学修(TBL)などのアクティブラーニングを活用し、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力、リーダーシップ、主体性、協調性などの観点から養成する。
    5)オンラインによる授業資料配信やポータルサイトといった多様な情報通信技術(ICT)を日常的に用いることで、ICTを適切に利活用できる能力を養成する。
    6)臨床実習では、高度な最先端医療を実施する教育病院や、地域に根ざした医療機関、福祉施設、地域包括ケア中核センターを多様な学びの場とし、理学療法士に必要な専門知識・技能を養成する。
  2. 学修方法・学修過程
    1)初年次教育
    1年次には、基礎分野の科目だけでなく、全学部合同でチームワークやコミュニケーションスキルを学ぶ大学独自のカリキュラムであるアセンブリ教育を行う。全学部学生と教員が共に活動することを通して、専門職連携の基盤づくりを行う。基礎臨床見学実習では、臨床現場で理学療法士の働きを見学し、リハビリテーションにおける理学療法士の役割への理解の向上を図る。
    2)専門教育
    教育課程は基礎分野で科学的思考の基礎、専門基礎分野で人体の構造と機能および疾病と障害の成り立ちなどを学ぶ。その上で専門分野では、理学療法士に必要な高い専門性を得るための科目を学び、身体障害、発達障害、老年期などで理学療法を必要とする対象者を理解する視点を獲得する。また、対象者の基本動作能力の改善・維持を図るための手段として、運動療法や物理療法を実習や演習を通して学修する。
    また、臨床志向的なリハビリテーション教育/学習システムCOSPIRE(the Clinical-Oriented System for Progression & Innovation of Rehabilitation Education)を導入し、理学療法の臨床場面と直結した学修環境の中で、良質な知識、技能、態度の獲得を図る。
    客観的臨床能力試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination)を導入し、標準的な理学療法を模擬的に実施し、評価を受けることでスキルアップを図る。
    3)学生・学修支援
    理学療法士国家資格取得にむけた学修のため、SGLによる個別指導の体制を整えている。また全学年を通して、学修成果可視化システム等により、自己の学修成果を把握することで、具体的な学修の目標と計画を立てて、達成と成長を実感できるようにする。
  3. 学修成果の評価
    1)定期試験・レポート・実技試験等によって、学修成果の到達度を厳格に評価する。
    2)4年間の学修成果は、講義・演習・実習科目および臨地実習を多様な学修評価方法を用いて単位を厳格に認定し、修得単位数から成績評価値(GPA)を算出し、学士の質保証を担保する。
    3)学修成果の可視化および教育の質保証を図るために、各科目の到達目標とディプロマ・ポリシーの各項目について「学修成果の評価(アセスメントプラン)」を踏まえて達成度を示す。

先進作業療法コース

保健衛生学部およびリハビリテーション学科のカリキュラム・ポリシーに基づき、リハビリテーション学科 先進作業療法コースのディプロマ・ポリシーに示した5つの能力を身につけるために、本コースでは段階的・体系的な教育課程を編成する。また、以下に示す学修方法・課程や学修成果の評価により、本学の建学の精神と教育理念を踏まえて、学びを進め、深めていく。
  1. 教育課程編成
    1)作業療法士の資格課程を設置し、専門的な学びの要求に応え、知識・技能・コミュニケーション能力など専門家に必要な能力を養成する。
    2)カリキュラムには「基礎分野」、「専門基礎分野」、「専門分野」を設置し、各科目を系統的に連結させ、体系的かつ網羅的に作業療法学分野を学修できるようにする。
    3)系統的・体系的なカリキュラムであることを示すための「カリキュラム・マップ」や「カリキュラム・ツリー(履修系統図)」を作成し、学修過程の整合性を示す。
    4)講義、演習、実習では作業療法士としての専門性を身につけるため、多様な学びの連携を重視し、少人数学修(SGL)、問題解決型学修(PBL)などのアクティブラーニングを効果的に活用する。
    5)オンラインによる授業資料配信やポータルサイトといった多様な情報通信技術(ICT)を日常的に用いることで、ICTを適切に利活用できる能力を養成する。
    6)臨床実習では、高度な最先端医療を実施する教育病院や、地域に根ざした医療機関、福祉施設、地域包括ケア中核センターを多様な学びの場とし、作業療法士に必要な専門知識・技能を養成する。
  2. 学修方法・学修過程
    1)初年次教育
    1年次には、基礎分野の科目だけでなく、全学部合同でチームワークやコミュニケーションスキルを学ぶ大学独自のカリキュラムであるアセンブリ教育を行う。全学部学生と教員が共に活動することを通して、専門職連携の基盤づくりを行う。基礎臨床見学実習では作業療法士の実際の働きを見学し、リハビリテーションにおける作業療法士の役割への理解の向上を図る。
    2)専門教育
    教育課程は基礎分野で科学的思考の基礎、専門基礎分野で人体の構造と機能および疾病と障害の成り立ちなどを学ぶ。その上で専門分野では、身体障害、精神障害、発達障害、老年期の分野において、生活を営む個人として作業療法を必要とする対象者を理解する視点を獲得する。また、対象者個人の特性や生活に基づき、認知機能や精神機能、身体機能の改善・維持のための手段について実習や演習を通して学修する。
    また、臨床志向的なリハビリテーション教育/学習システムCOSPIRE(the Clinical-Oriented System for Progression & Innovation of Rehabilitation Education)を導入し、作業療法の臨床場面と直結した学修環境の中で、良質な知識、技能、態度の獲得を図る。
    客観的臨床能力試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination)を導入し、標準的な作業療法を模擬的に実施し、評価を受けることでスキルアップを図る。
    3)学生・学修支援
    作業療法士国家資格取得にむけた学修のため、SGLによる個別指導の体制を整えている。また全学年を通して、学修成果可視化システム等により、自己の学修成果を把握することで、具体的な学修の目標と計画を立て、達成と成長を実感できるようにする。
  3. 学修成果の評価
    1)定期試験・レポート・実技試験等によって、学修成果の到達度を厳格に評価する。
    2)4年間の学修成果は、講義・演習・実習科目および臨地実習を多様な学修評価方法を用いて単位を厳格に認定し、修得単位数から成績評価値(GPA)を算出し、学士の質保証を担保する。
    3)学修成果の可視化および教育の質保証を図るために、各科目の到達目標とディプロマ・ポリシーの各項目について「学修成果の評価(アセスメントプラン)」を踏まえて達成度を示す。

ディプロマ・ポリシー

先進理学療法コース

リハビリテーション学科 先進理学療法コースでは、保健衛生学部のディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す5つの力を身につけた者に『学士(理学療法学)』の学位を授与する。
  1. 自律力
    理学療法士として、生命の尊さと人の尊厳を理解し、高い道徳心のもと、主体性を持って幅広い教養と科学知識・技能を習得し、自ら省察・評価・判断して行動する能力を身につけている。
  2. 協調力
    理学療法士として、多様な人々と分け隔てなく適切なコミュニケーションを図り、専門職だけでなく患者および家族ともチームとして連携・協働しながら自身の役割や責任を全うし、対象者を支援する能力を身につけている。
  3. 課題解決力
    理学療法士として、基本的な専門知識・国内外の科学情報や技能を活用しながら、対象者に生じた事象とその原因を科学的に整理・分析し、具体的な解決策を立案・実施する思考能力、あわせて未来創造の視点でより良い治療を探求する能力を身につけている。
  4. 実践力
    理学療法士として、対象者を全人的に理解し、適切な評価および臨床推論のもと、適確かつ安全に介入する能力を身につけている。
  5. 地域・社会貢献力
    理学療法士として、対象者が居住する地域での持続的な生活・活動を可能にするため、先進医療から地域医療、福祉、保健衛生、産業保健などにおける専門的役割を学修し、関わる環境に合わせて地域・社会に貢献する能力を身につけている。

先進作業療法コース

リハビリテーション学科 先進作業療法コースでは、保健衛生学部のディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す5つの力を身につけた者に『学士(作業療法学)』の学位を授与する。
  1. 自律力
    作業療法士として、生命の尊さを重んじ、豊かな人間性と倫理観のもと、医学知識と活動・行動を科学的に統合した専門知識・技能を基盤に、自ら省察・評価・判断して行動する能力を身につけている。
  2. 協調力
    作業療法士として、様々な専門職や患者および家族との適切なコミュニケーションによって強い信頼関係を構築し、チームとして連携・協働しながら対象者の状況に的確に対応した支援を提供する能力を身につけている。
  3. 課題解決力
    作業療法士として、作業療法学分野に関する基本的な専門知識および国内外の科学情報を活用し、疾病によって生じた対象者の心身機能および生活・社会活動における課題の解決に向けて、未来志向的な創造性をもって探究し、具体的な解決策を立案・実施する能力を身につけている。
  4. 実践力
    作業療法士として、対象者にとって重要となる作業を多面的かつ包括的に理解し、適切な臨床推論のもと、適確かつ安全に介入する能力を身につけている。
  5. 地域・社会貢献力
    理学療法士として、対象者が居住する地域での持続的な生活・活動を可能にするため、先進医療から地域医療、福祉、保健衛生、産業保健などにおける専門的役割を学修し、関わる環境に合わせて地域・社会に貢献する能力を身につけている。作業療法士として、対象者が居住する地域での持続的な生活・活動を可能にするため、先進医療から地域医療、福祉、保健衛生などにおける専門的役割を学修し、社会の多様性に対応する能力を身につけている。