板野 里奈さん 理学療法士(2016年卒業)
2020年4月に開院した岡崎医療センターで、主に急性期の入院患者さんを担当しています。リハビリテーションは患者さんが「自分らしさ」を取り戻す治療でもあり、信頼関係がとても重要になってきます。その点、本学は実習が非常に多く、信頼を得るためのコミュニケーションや技術を実践で学べたことが、今の糧になっていると感じます。「あなたで良かった」。患者さんにそう言ってもらえる存在になれるよう、今後も努力していきたいです。
横里 直輝さん 理学療法士(2021年卒業)
身体機能を向上させ、日常生活活動が患者さん自身でできることを目標に、計画を立ててリハビリテーションを行います。在学中の実習で、患者さんに最適な治療を何回も“考える”トレーニングを積んだことが今に生きていると感じます。当院では多職種によるチーム医療を実践しており、情報共有を密に行うことで効果的な治療につなげています。今後はさらに知識、技術、経験を身につけ、質の高いリハビリテーションを提供していきたいと思います。
鈴木 卓弥さん 作業療法士(2012年卒業)
大髄骨の手術でリハビリテーションを受けた小学生の頃から、この職業に就くことをめざしてきました。現在は、急性期を脱した患者さんが日常生活に戻るために必要な食事や着替えなどの動作訓練と、心のケアを行っています。やりがいは、少しずつ動けるようになっていく過程を患者さんと一緒に喜び、分かち合えること。10年目を迎えた今、さらに上の認定作業療法士の資格取得へ向け、臨床と研究の両方を深めることを目標にしています。
内田 渚さん 作業療法士(2019年卒業)
主に認知症の患者さんが入院する病棟で、身体機能や日常生活活動の向上などを支援しつつ、外来リハビリテーションにも携わっています。患者さんが回復に向かい、ご家族らと喜びを共有できた時が、一番やりがいを感じます。仕事をする上で心掛けているのが、在学中に先生方から教わった「患者さん本位」の姿勢。それは今も自分の軸となっています。今後も患者さんに寄り添いながら認知症への知識を高めていきたいと思います。
近藤 輝さん 理学療法士(2014年卒業)
在学中の豊富な実習経験では、臨床現場の雰囲気を肌で感じることができました。この経験により、自分がどんな現場でどのような活躍をしたいのか、将来像を具体的に考えることができました。
現在は大学病院において、高度急性期から回復期までのさまざまな病気の患者さんのリハビリテーションに従事しています。また最先端の機器を用いた治療や臨床研究にも積極的に取り組んでおり、とても充実した毎日を過ごすことができています。
伊藤 陽子さん 理学療法士(2016年卒業)
現在、その中にあるリハビリ専門病棟に所属し、日常生活への復帰や社会復帰など、患者さんそれぞれが目標を達成するために行っている練習をサポートしています。
在学中には、病院での臨床実習などを通して、医療従事者としての姿勢を身につけられました。それは今でも患者さんとの関係を築
くうえで大いに生かされていると思います。
太田 皓文さん 作業療法士(2011年卒業)
現在は母校で教員という立場になって、今までの経験から感じる作業療法の可能性を学生に伝えたいと思っています。
加藤 成美さん 作業療法士(2016年卒業)
在学中に臨床実習を通して身についた力が、自分のベースになっていることを実感しています。
同級生の存在も心強く、今でも一緒に勉強会に参加するなど交流が続いています。