センター長挨拶

世界でも活躍するアレルギーセンターを目指して

現在、日本では約2人に1人は何らかのアレルギーに罹患していると言われ、気管支ぜん息・アトピー性皮膚炎・花粉症・食物アレルギーなど全て増加傾向にあり、社会問題となっています。アレルギー疾患は全身疾患のため複数の臓器にまたがり、1診療科ではまかないきれないことも多々あります。
そこで本学では、アレルギー学の高度な専門知識、技術、経験を持った総合アレルギー科、呼吸器・アレルギー内科、小児科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、の医師が各科の垣根を超えた連携をとり、領域横断的な診察をおこなう総合アレルギーセンターを2017年5月に設立しました。
各診療科のエキスパートが定期的にカンファランスをおこない、従来の縦割りの診療ではなしえなかった包括的なアレルギー医療を可能にします。例えば、抗体療法が必要な難治性ぜん息、重度の食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など、今まで治療に難渋していた症例の原因抗原の解析・治療に取り組みます。これは全国的にも珍しく、愛知県内では唯一のアレルギーセンターです。
一般診療だけでなく、アレルギー総合専門医の教育・育成、研究において、国内のみならず世界でも活躍するアレルギーセンターを目指します。

藤田保健衛生大学 総合アレルギーセンター
センター長 堀口 高彦