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平成28年度

第1回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 組織病理学と融合遺伝子 」
演者公益財団法人 がん研究会 がん研究所
分子標的病理 プロジェクト
/がん研有明病院病理部
プロジェクトリーダー 竹内 賢吾 先生
日時平成27年 7月 8日(金)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 血液内科学 岡本 昌隆

ご講演要旨

Through the Microscope to Bench and Bed
 「分子標的療法」はがん細胞に特異的な遺伝子を探索し、その遺伝子を標的としてがん細胞を攻撃することで正常細胞を傷害することなくがん細胞を選択的に攻撃する先端的治療法です。
 竹内賢吾先生は、がんの分子標的療法の確立に必要な「キナーゼ融合遺伝子」を最先端の診断技術を用いて精力的に研究されており、これまでに肺がんを始め乳がん、大腸がん、甲状腺がんなどに関与する様々なキナーゼ融合遺伝子を発見され、新たな治療法の開発に貢献されています。また、先生の探索システムは病理組織学を応用した極めてユニークな方法で病理診断にも転用が可能で、新たな診断法として実用化もなされています。特にALK関連のEML4-ALK fusion assay法は商品化され、ALK阻害薬の適応を判定する方法として高く評価されています。

 今回のセミナーでは様々な固形がんの診断から治療の確立につながる先端的な研究をご紹介いただき、新たながん分子標的薬の開発について知る機会となるよう企画しました。
 大学院生のみならず臨床・病理・基礎の先生方、看護部、薬剤部、検査部ほか腫瘍臨床に関わる多くの方々にご参加いただければ幸いです。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)

第2回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 電話相談で聴く『患者・家族にとってのがん医療』 」
演者NPO法人血液情報広場・つばさ
理事長 橋本 明子 先生
日時平成28年 9月13日(火)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 血液内科学 恵美 宣彦

ご講演要旨

 最近では、悪性腫瘍になる方、またその家族の方も増えてきたのではないでしょうか。がんを扱うテレビ番組やニュースも増えてきたように思います。このような患者さんへの患者サイドの情報提供、相談を長い間関わってきました。
 私は、長男が造血器腫瘍に罹患したことがきっかけで、医学知識を広く一般の患者さんやご家族に届ける学習活動を行ってきました。この学習活動は、当法人が提唱する「専門家から正しい情報を得ることで、適切な治療選択をする」ための学習活動へと繋がりました。また1997年より電話相談、2010年から経済困難者への支援基金を開始しました。
 講演では、実際に私自身が電話相談センターで相談を受けてきて、そこに寄せられた患者本人、兄弟、両親などからの戸惑いや困難(と感じていること)の相談事例をお示ししたいと思います。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)

第3回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 希少がん診療の課題 」
演者国立がん研究センター 中央病院
病院長 西田 俊朗 先生
日時平成28年11月18日(金)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 臨床腫瘍科 河田 健司

ご講演要旨

※詳細は決定次第掲載いたします。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)

第4回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 糖鎖生物学の基礎と難治性疾患解明に向けて 」
演者中部大学 生命健康科学部
スポーツ保健医療学科 糖鎖生物学講座
教授 古川 鋼一 先生
日時平成28年12月16日(金)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 分子病理学 松浦 晃洋

ご講演要旨

 細胞膜の表面に発現するタンパク質や脂質の多くには、糖鎖とよばれる翻訳後修飾の産物が存在します。糖鎖は様々な構造から成っていて、あるものは癌などの疾患マーカーとなっています。また、細胞に伝達されるシグナルの調節に働くことが分かってきました。
 今回は、特に悪性腫瘍や神経変性症における糖鎖の変化とその役割について、基本的な知識と同時に新しい知見をまじえてご報告し、討論したいと思います。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)

第5回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 肝臓病理最近のトピックス:混合型肝癌と良性肝細胞性結節 」
演者帝京大学 病理学講座
教授 近藤 福雄 先生
日時平成29年1月13日(金)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 肝胆膵外科学 杉岡  篤

ご講演要旨

 最近の肝臓病理のトピックスといえば、A.混合型肝癌とB.良性肝細胞性結節である。2010年、これらの病理学的分類が劇的に変更された。斬新な分類であるが、その一方で、解釈に困難をきたすことも多い。本講演では、このWHO分類を解説し、その問題点を明らかにし、その解決策や対処法について述べる。さらに、臨床病理的研究を進める上で、心がけたい事柄についても言及したい。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)

第6回 腫瘍学基盤先端セミナー

題目「 日本のがん患者の環境とがん対策基本法 」
演者三重大学 社会連携研究センター
社会連携特任教授 高橋 千秋 先生
(前参議院議員/元外務副大臣/元経済産業大臣政務官)
日時平成29年 1月25日(水)
17:30 ~ 19:00(質疑応答含む)
場所生涯教育研修センター1号館9階901講義室
座長大学院 医学研究科 外科・緩和医療学 東口 髙志 教授

ご講演要旨

 平成18年に「がん対策基本法」が国会で成立したが、その背景には自らがん患者だということを告白して成立のために歴史に残る賛成演説を行った参議院議員がいた。その対策基本法が成立して10年が経過し、その基本法に基づき政府が策定する基本計画は5年ごとに見直されていて、今年がその見直しの時期に来ている。
 本講演では、「がん対策基本法」が当初の目的通り推移しているか、そしてがん患者を取り巻く環境はどう変化してきており、未来はどうなっているのか、基本法を策定する立場であった私からの報告と展望にしたい。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先 分子病理学 松浦 晃洋(2441)