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TOP  > 教員情報  > 医学部医学科  > あ行  > 大宮 直木

大宮 直木

職名教授
専攻・専門分野
消化管内科

主な担当科目
消化管総論 消化管腫瘍
内視鏡診断・治療 症候(吐下血)
吸収不良症候群・蛋白漏出性胃腸症
胃ポリープ・胃非上皮性腫瘍
炎症性腸疾患 など


所属学会日本消化器病学会(専門医、指導医、財団評議員、ICD-11
ワーキング委員会委員、内視鏡における適正な診療報酬に
関するワーキング委員会委員)
日本消化器内視鏡学会(専門医、指導医、学術評議員、
薬事・社会保険委員、和文誌編集委員会査読委員、
小腸内視鏡検査診療ガイドライン委員会委員)
日本内科学会(認定内科医、指導医、東海支部評議員)
日本カプセル内視鏡学会(認定医、指導医、理事、
認定医制度委員会委員、
読影トレーニング委員会副委員長・中部ブロック長、
選挙管理委員)
日本高齢消化器病学会(評議員、編集委員)
日本消化器がん検診学会(東海北陸支部評議員)
日本消化管学会
アメリカ消化器病学会(Fellow)
アメリカ消化器内視鏡学会
欧州消化器内視鏡学会


メッセージ

 消化管内科は食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)、肛門にいたる7~9メートルほどの消化管に発生した疾患を扱う内科の1つです。消化管は食物の消化や吸収、消化管ホルモンの分泌を行っております。また「第2の脳」と呼ばれるほど神経系が発達し、人体最大の免疫臓器としての役割も担っています。
 がん(悪性新生物)は日本人の死因の第1位であり、その多くは消化器系臓器より発生します。中でも大腸癌は年々増加し、2015年の予測罹患数では第1位、予測死亡数は肺癌についで第2位であります。胃癌についても罹患数は大腸癌、肺癌に次いで多く、死亡数では第3位です。ただし、消化管系のがん(食道癌、胃癌、大腸癌など)は早期に発見されれば100%治すことが可能です。中でも重要なのは内視鏡診断です。我々は画像強調観察、拡大内視鏡を用いた拡大観察、超音波内視鏡、共焦点レーザー内視鏡を用いて診断精度の向上を目指しています。また、内視鏡検査は苦痛や不快感を伴うことが多いため、安楽に検査できるよう鎮静剤や炭酸ガスを用いたり、侵襲のないカプセル内視鏡検査も行っています。癌は早期に発見できれば内視鏡的切除も可能であり、大きな腫瘍であっても粘膜下層剥離術を用いて切除できる可能性もあります。
 小腸領域については、以前は暗黒大陸と言われていましたが、21世紀になって、カプセル内視鏡とバルーン内視鏡の開発のおかげで全小腸の内視鏡観察、内視鏡治療が可能になりました。病名もついていないような小腸疾患もあり、今後の臨床研究が待たれます。
 潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患も食生活の欧米化の影響もあり、近年増加しています。我々はカプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡、大腸内視鏡、消化管造影など用いて適切に病態を把握し、治療するよう努力しています。
 以上のように消化管内科は患者数も多く、診断から治療まで行える、やりがいのある科です。少しでも興味の沸いた学生諸君は気軽に消化管内科の医局にお越し下さい。