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TOP  > 教員情報  > 医学部医学科  > は行  > 廣瀬 雄一

廣瀬 雄一

職名  教授(講座主任)
専攻・専門分野脳神経外科学・脳腫瘍学
主な担当科目外傷外科
所属学会日本脳神経外科学会
(評議員・代議員、中部支部会理事)
日本脳神経外科コングレス
(第33回日本脳神経外科コングレス総会会長)
日本脳腫瘍学会(理事)、日本脳腫瘍病理学会(評議員)
日本脳腫瘍の外科学会(評議員)
日本分子脳神経外科学会
日本神経内視鏡学会、日本癌学会、日本癌治療学会
日本てんかん学会
米国脳神経外科学会
(American Association for Neurological Surgeons)
米国脳神経外科コングレス
(Congress of Neurological Surgeons)
米国癌研究学会
(American Association for Cancer Research)
米国脳腫瘍学会
(Society for Neuro-oncology)


メッセージ

最近は、多忙な診療科に進む希望をもたれる方が少なくなり、それが更に医師の地域的あるいは診療科間の偏在を生むという悪循環が指摘されています。しかし、そうした中にあっても高度な技術を会得するとともに誇りを持って従事できる仕事を求める若者も多いのではないかと考えています。当講座 は年間に約800件の手術および約200件の血管内治療をおこなう国内でも有数の治療実績を持つに至っており、まさに多忙な業務をこなしています。しかし、このような環境での研修はまさに医師としての能力の向上を助けると共に、脳という神秘的な臓器への畏敬の念も持ちながら仕事をすることの意義を教えてくれるものと思います。当講座では脳腫瘍、脳血管障害、脊椎・脊髄疾患の各部門において若い先生方に適切な指導の出来るスタッフがそろっており、手術指導などを通して、臨床医としての修練を支援します。若い先生方には勉強会の企画や実技講習などによって基本的な脳神経外科知識・技能を習得して頂いたうえで、研修早期より顕微鏡手術に参加して頂いています。がん治療専門医、血管内治療専門医、神経内視鏡技術認定医、脊髄外科専門医など各自が興味を持った分野での専門医になるための指導資格を持ったスタッフも揃っており、多岐にわたる資格取得も可能です。
 更に学問的な修練の指導も積極的におこないます。各種の国内、国際学会においての発表を指導することは勿論のこと、英文を含む多くの論文発表をおこなうよう指導を進めています。脳神経外科学の扱う疾患も過去とは様変わりしつつあり、神経科学や再生医療の知識に基づいた新しい治療法も既に導入されつつありますが、先端医療を実践するための知識をつけて頂くための医学研究も重要視しています。当講座での研究室での研究のほか、国内外の有力大学との研究連携あるいは国内・海外留学のパイプもできています。若い方が脳神経外科学に興味を持って頂くよう魅力ある講座を作るべく頑張っています。

略歴

1987年3月慶應義塾大学医学部 卒業
1987年5月慶應義塾大学病院 研修医(外科学教室)
1988年5月済生会神奈川県病院 脳神経外科 医員
1989年5月足利赤十字病院 脳神経外科 医員
1990年5月慶應義塾大学 外科学教室(脳神経外科)助手
1993年5月国立精神神経センター神経研究所 流動研究員
1995年5月足利赤十字病院 脳神経外科 医員
1995年12月医学博士(慶應義塾大学医学部
1998年6月米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校 脳神経外科
2003年3月慶應義塾大学 外科学教室(脳神経外科)助手
2005年10月慶應義塾大学 外科学教室(脳神経外科)講師
2006年4月藤田保健衛生大学 脳神経外科 助教授
2007年4月藤田保健衛生大学 脳神経外科 准教授
2010年4月藤田保健衛生大学 脳神経外科 教授
2014年4月藤田保健衛生大学病院副院長
医療の質・安全対策部長

資格

  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本がん治療認定機構暫定教育医・認定医
  • 日本神経内視鏡学会技術認定医

研究・業績

研究テーマ

専門領域は脳腫瘍の診療・研究です。
代表的な脳腫瘍であるグリオーマ(神経膠腫)は、手術により完全に切除することは極めて困難な腫瘍です。したがってその治療においては化学療法(抗癌剤を使った治療)や放射線治療を組み合わせることが必要です。しかし化学療法や放射線治療の効果は腫瘍によって異なり、予想も困難でした。しかし1990年代後半より腫瘍の遺伝子を調べることによって治療の効果が予想できるようになりました。いわゆる遺伝子診断という方法ですが、これを病理検査(手術で切除した腫瘍を顕微鏡でしらべて特徴を見る検査)の所見と合わせることにより、それぞれの患者の方にとって適切な治療を選ぶこともできます。私はこうした新しい技術による脳腫瘍の診断と、それを治療に生かす、脳腫瘍のテーラーメード治療について研究しています。
一方、化学療法の効果が低い腫瘍も多く、どうすれば副作用を少なくしながら治療の効果を上げることができるかも大事なテーマです。しかし、抗癌剤が腫瘍の細胞内でどのような反応を起こすかについては最近まであまり解明されていませんでした。私は腫瘍細胞を培養して薬剤の効果を細かく調べる研究も行っており、今後の新しい脳腫瘍治療法の開発にも取り組んでいます。
上記の研究の成果については国際学会を含む関係学会で発表をおこない、執筆あるいは執筆指導した論文は多数の国際的に有名な学術雑誌にも掲載されています。

その他

脳腫瘍に関する研究は他大学からも評価して頂き、年に数回講演を依頼されています。