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TOP  > 教員情報  > 医学部医学科  > や行  > 山本 幸也

山本 幸也

職名講師
専攻・専門分野血液内科学
主な担当科目血液内科学
所属学会日本内科学会、日本血液学会
日本造血細胞移植学会、日本癌学会
日本臨床腫瘍学会、米国血液学会


メッセージ

血液内科臨床は薬物療法を主体に幹細胞、免疫細胞療法などを用いて内科的治療をおこないます。化学療法と全身管理を日常的におこなうため、総合内科的な全身管理と感染症への対応についても習熟することができます。がん研究が最も進んでいる領域であり、近年多数の新薬が臨床現場に導入されています。分子標的療法のさきがけでもあり、多くの血液がん患者さんの治癒を目指すことのできる社会的にも有意義な分野です。歴史的に患者検体が得られ易い利点から腫瘍基礎研究、臨床橋渡し研究が盛んであるだけでなく、幹細胞、再生医療、免疫学研究とも密接な領域です。このため興味深い知識が常に得られるだけでなく、臨床医としても新規治療法としてのフィードバックが得られる機会も多いです。血液内科医のキャリアーとしては専門医としての病院からの需要も常に豊富です。また研究者として外国へ留学することも可能です。そして総合内科診療医として開業され、成功されている同窓の先生方も多数おります。血液内科関連領域に少しでも興味のある学生、研修医諸君を歓迎いたします。

略歴

  • 1993年名古屋大学医学部卒。名古屋掖済会病院で初期研修後、内科、血液内科医として勤務。
  • 1998年より名古屋大学医学部第一内科血液内科大学院生。
  • 2002年より米国Beth Israel Deaconess Medical Center / Harvard Medical Schoolに留学。
  • 2005年より現職。

研究・業績

研究業績

名古屋大学医学部血液内科大学院生として研究を開始。2001年に白血病患者検体からFLT3 D835変異の存在と意義を初めて報告(1)。その後、FLT3変異は白血病における診断マーカーだけでなく分子標的療法開発のターゲットとして認識されている。米国留学では造血における転写因子研究で著明なDaniel G. Tenen教授に師事。転写因子PU.1とc-Junの結合の重要性について遺伝子改変マウスを用いた系を作製し解析を続けている(2)。当大学赴任後、2010年に急性前骨髄性白血病の亜型からBCOR-RARAの存在と意義を初めて報告(3)。その後、白血病、骨髄異形成症候群、骨肉腫などからBCOR遺伝子変異が相次いで報告されており、現在ではBCORは腫瘍抑制因子として考えられている。2012年に治療用抗体シーズとして阻害型抗FLT3抗体を報告する(4)。

論文

1: Yamamoto Y et al, Blood. 2001; 97(8): 2434-2439.
2: Yamamoto Y et al, 45th ASH meeting. Bartholdy B et al, 51th ASH meeting.
3: Yamamoto Y et al, Blood. 2010; 116(20): 4274-4283.
4: Yamamoto Y et al, Cancer Science. 2012;103(2):350-9.