血液疾患に関わっている患者さん、ご家族へ

Patient Care

ご本人が血液疾患と診断された方、ご家族がそのように言われた方

いろいろ心配なことがあると思います。まずは主治医に相談しましょう。

それでもわからなければ、セカンドオピニオンを受けるのもいいでしょう。

当内科でも受け付けております。地域連携室にお電話ください。

 

当血液内科にて行っている

疫学研究、臨床研究: Clinical trials

血液疾患の観察研究

 これらの研究は本学の倫理審査委員会にて科学的・倫理的妥当性が審査され,承認を得たものです。「ヘルシンキ宣言」,「個人情報の保護に関する法律」,「疫学研究に関する倫理指針」に従って実施します。各研究欄に記載してある基準に該当する患者様のデータを研究のために使用させていただきますが,その際は個人情報の保護に十分配慮し,匿名化処理によって個人が特定されない方法を用いてデータを取り扱います。
データの使用に同意されない場合は下記までご連絡ください。仮に研究への参加をお断りになった場合も、当科における診療・治療において不利益を被ることはありません。
ただし登録を取り消した時点ですでに研究結果が集計・解析後の場合,あるいは公表されていた場合には,研究結果を廃棄できないことがあります。

連絡先: 藤田保健衛生大学医学部 血液内科
470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98

 

以下にそれぞれの研究をお示しします。

 

研究課題名: 急性骨髄性白血病患者における治療関連死亡及び長期予後の予測因子に関する観察研究

対象: 1999年1月から2013年12月までに当院にて急性骨髄性白血病と診断された年齢18歳以上の患者様

 

JALSG参加施設に新たに発生する全AML,全MDS,全CMML症例を対象とした5年生存率に関する観察研究(JALSG-CS-11)

 

リツキシマブ導入前後におけるびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の長期予後の変化に関する観察研究
① 1998年1月から2008年9月までに当院にてびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫と診断された患者
② 年齢18歳以上
③ 過去にリンパ腫の既往のない患者


EBウイルス陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫対するEBウイルスが予後に与える影響に関する調査研究
① 2007年1月から2012年12月までの6年間の新規のDiffuse large B cell lymphoma (DLBCL)と診断された症例。
② 年齢18歳以上

 

 

急性骨髄性白血病における遺伝子変異解析
① 1999年から2010年までに当院にてAMLと診断された患者
② 年齢16歳以上70歳以下
③ 寛解が得られた患者

急性骨髄性白血病における遺伝子異常と予後との関連についての検討
① 1997年6月から2012年12月までの期間に当院にてAMLと診断された患者

② 年齢18歳以上

③ 治療前又は再発時の白血病検体が保存されている症例

 

形質細胞白血病に関する多施設共同後方視的調査研究

 当科では2007年1月1日から2012年12月31日までに初回治療を受けられた形質細胞性白血病の患者様について追跡調査を行っています。研究期間は,2013年2月13日から,2015年 3 月31 日までです。

 

臨床決断分析を用いた高リスク急性骨髄性白血病第1寛解期における非血縁者間骨髄移植と臍帯血移植の比較

 

詳細な説明や、ご質問や、調査について参加されたくないご希望がありましたら、当研究室までご連絡ください。

 

 

日本血液学会で行っている症例登録

当大学の血液内科に入院している方の病名など基本的なデータを個人情報と切り離して、学会に登録をいたします。

各施設の血液疾患の診療状況と疾患の分布を検討するためです。

日本における骨髄腫関連疾患の予後に関する大規模多施設前向き観察研究
日本における骨髄増殖性腫瘍の予後に関する大規模多施設前向き観察研究(JSH-MPN-15)

造血細胞移植医療の全国調査

造説明:1991年から2016までの期間に当院で造血細胞移植治療を受けた患者さんやそのドナーさんが対象として、診療情報を後ろ向きに調べて移植成績を解析するもので、日本国内の造血細胞移植施設が協力して実施します。

資料はこちらです。

急性骨髄性白血病に関する研究

以下の研究は、コホート研究です。


JALSG参加施設に新たに発生する全AML, 全MDS, 全CMML症例を対象とした5年生存率に関する観察研究

 

以下の研究は、病気を起こしている白血病細胞の中にある遺伝子変異、発現異常の研究です。

染色体・遺伝子変異が成人急性骨髄性白血病の予後に及ぼす影響に関する観察研究(JALSG AML209-GS)

成人急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)における遺伝子異常及び遺伝子発現異常の網羅的解析

 

以下の研究は、よりよい治療の可能性を探る臨床研究です。詳しくは血液内科医師にお聞きください。

 

成人core binding factor急性骨髄性白血病に対するシタラビン大量療法のKIT遺伝子型別反応性を評価する臨床第IV相試験(JALSG CBF-AML209-KIT)

FLT3/ITD変異陽性成人急性骨髄性白血病を対象とした同種造血幹細胞移植の有効性と安全性に関する臨床第II相試験(JALSG AML209-FLT3-SCT)

 

急性前骨髄球性白血病に対する亜ヒ酸,GOを用いた寛解後治療: 第II相臨床試験 (JALSG APL212)

 

65歳以上の急性前骨髄球性白血病に対するATOによる地固め療法: 第II相臨床試験 (JALSG APL212G)

 

・初発の急性骨髄性白血病患者に対する寛解導入療法前のヒドロキシウレア先行投与の第2相試験 (PREFACE試験)

急性リンパ性白血病に関する研究

研究参加施設に新たに発生する全ての成人ALL症例を対象とした5年生存率に関する前向き臨床観察研究(JALSG-ALL-CS-12)

成人急性リンパ性白血病における微小残存病変と治療反応性に関する検討

思春期・若年成人急性リンパが急性白血病におけるトランスクリプトーム解析(JALSG ALL202-U-EWS)

 

 

多発性骨髄腫に関する研究

日本における骨髄腫関連疾患の予後に関する大規模多施設前向き観察研究

慢性骨髄性白血病に関する研究

慢性骨髄性白血病にてMMR症例に対するタシグナのCMR誘導効果についての多施設共同臨床第II相試験 (終了)

JALSG CML212研究

 

悪性リンパ腫に関する研究

<前方視的臨床治療研究>

現在登録中
「初発Ⅳ期、および再発・難治T細胞リンパ腫に対するSMILE療法の第II相試験」
・国内および香港、韓国、台湾のセンター施設を加えた国際共同研究組織による第Ⅱ相試験。
・再発および難治の成熟T細胞リンパ腫(WHO分類第4版)に対する有効な救援化学療法の開発を目的に、第Ⅱ相試験としてSMILE療法(dexamethasone, methotrexate, ifosfamide, L-asparaginase, etoposide)の安全性と有効性を評価する。

 

「血管内大細胞型B 細胞リンパ腫 (Intravascular large B-cell lymphoma;IVLBCL) に対するR-CHOP + R-high-dose MTX 療法の第II相試験」
・愛知県がんセンター中央病院血液・細胞療法部、名古屋大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学、藤田保健衛生大学医学部血液内科学、埼玉医科大学国際医療センター造血器腫瘍科、金沢医科大学血液免疫制御学、亀田総合病院血液・腫瘍内科、三重大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学ほか、施設内倫理委員会の認可を得た施設による多施設共同研究。
・主評価項目:2年無増悪生存割合(2-year progression free survival rate; 2-year PFS)
・副次評価項目:完全奏効割合、2年全生存割合、2年中枢神経再発割合、有害事象発生割合、増悪形式

「再発または難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫を対象としたBendamustine、Rituximab併用療法の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験」
・埼玉医科大学国際医療センター造血器腫瘍科、広島赤十字原爆病院血液内科、藤田保健衛生大学病院血液内科ほか、施設内倫理委員会の認可が得られた施設による多施設共同研究。
・主評価項目
第I相部分;再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫におけるベンダムスチンとリツキシマブとの併用化学療法(BR療法)の用量制限毒性に基づく最大耐用量を推定し、BR併用療法の推奨用量を決定。
第II相部分;第I相部分で決定したBR療法の推奨用量での症例を集積し、再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫おけるBR療法の有効性(最良総合効果[奏効割合])を検討。
・副次評価項目
第I相部分;最良総合効果(奏効割合)を予備的に検討する。
第II相部分;完全奏効割合、無増悪生存期間、および安全性を検討する。

 

現在準備中
「未治療CD5 陽性びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫に対するDose-adjusted EPOCH-R/HD-MTX 療法の第II 相試験」
WHO 分類におけるCD5陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma; DLBCL)、初発II-IV 期に対するより有効な治療法を開発するため、dose-adjusted(DA)- EPOCH -R療法 (etoposide, prednisolone, vincristine, cyclophosphamide, doxorubicin, rituximab)とhigh dose(HD)-methotrexate(MTX)療法を組み合わせた治療法の第I 相試験を行い、本治療法の有効性と安全性を評価する。
・Primary endpoint;2年無増悪生存割合
・secondary endpoints;完全奏効割合、奏効割合、全生存期間、2 年中枢神経系再発割合、有害事象割合。


<後方視的疫学研究>
現在登録中
「悪性リンパ腫および関連疾患に対する新たな疾患単位を探索するための全体像把握および基礎的研究」 
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座病理学(腫瘍病理)分野との共同研究
当施設ではCD5陽性びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(CD5 positive diffuse large B cell lymphoma)について、病態、組織学的所見、治療と予後に関する後方視的調査研究を担当。

「びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、非特定型に関する多施設共同後方視的研」
埼玉医科大学国際医療センター造血器腫瘍科との共同研究
びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、非特異型(diffuse large B cell lymphoma, not otherwise specified;DLBCL,NOS)の病態、組織学的所見、治療内容、および予後を検討するため後方視的に調査研究し、以下の点を明らかにする。
(1) DLBCL,NOSの臨床病態。
(2) Rituximab時代におけるDLBCL-GCBとDLBCL-non GCBとの予後の違い。
(3) Rituximab併用化学療法による予後予測モデル。
(4) 化学療法レジメン別の治療効果および再発様式。

「縦隔原発大細胞型B細胞性リンパ腫に関する多施設共同後方視的研究」
造血器腫瘍研究会に参加する施設による多施設共同研究
縦隔原発大細胞型B細胞性リンパ腫の病態、組織学的所見、治療内容、および予後の検討を目的に後方視的調査研究を実施し、その解析結果に基づいて縦隔原発大細胞型B細胞性リンパ腫に対する前向き第Ⅱ相試験を計画する。

「乳腺原発悪性リンパ腫に対する治療成績に関する多施設後方視的調査研究」
国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科・造血幹細胞移植科ほかJapan Clinical Oncology Group(GCOG)参加施設、および本研究賛同研究者との多施設共同研究。
わが国の乳腺原発悪性リンパ腫の組織型分布、病理組織学的特徴、および臨床病態を明らかにする。

「マントル細胞リンパ腫に関する 多施設共同後方視的研究」
造血器腫瘍研究会、および本研究賛同研究者との多施設共同研究。
マントル細胞リンパ腫の病像、組織学的所見、治療内容、および予後を検討するための後方視的調査研究。
マントル細胞リンパ腫の病態および生存に影響する治療法と予後因子を明らかにする。
(1) マントル細胞リンパ腫の病像を明らかにする。
(2) 各々の治療法における治療効果および再発様式を明らかにする。
(3) 造血幹細胞移植の実施状況、生存割合における造血幹細胞移植の影響を明らかにする。

 

骨髄不全、MDS、輸血依存に関する研究

骨髄不全症候群患者における体内鉄動態に関する臨床研究 (終了)

輸血後鉄過剰症に対する鉄キレート療法の有用性(臓器障害の予防改善効果)に関する臨床研究 (終了)

骨髄異形成症候群(MDS)に対するL-ロイシン療法の安全性と有効性の臨床研究 (終了)

成人急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)における遺伝子異常及び遺伝子発現異常の網羅的解析

高リスク成人骨髄異形成症候群を対象としたアザシチジン投与法に関する臨床第Ⅲ相試験 (JALSG MDS212)

血液がん(AML,MDS)に対するWT1-T細胞 受容体導入Tリンパ球による 遺伝子免疫療法 (終了)

感染症に関する研究

持続する発熱性好中球減少症に対する従来型の経験的抗真菌治療とD-indexに基づく
早期抗真菌治療の無作為割付比較試験

 

慢性骨髄性白血病の患者さんへの市民公開講座

9/22 CML day

 同じ病気の方が情報交換をする患者会というのがあります。そのひとつである、つばさの会と共催で"CMLデー”という公開講座が9月22日に開かれました。名古屋の会場では、当大学が司会を務めました。

 

当院紹介時のお願い

Patient Information

現在かかっている医院、病院より、紹介状を持ってきていただくようにお願いします。どのようなお薬を飲んでいるのか、どのような検査データだったのかというのは、大変知りたいことです。

また、アレルギー体質の方は最初にお話しください。お薬で体に合わなかったことがあるものがあれば教えてください。

当院では、診療は原則予約制です。主治医の先生より地域連携室に連絡をして予約を取ってから受診してください。急な用事でくることができなくなったら、電話して伝えてください。よろしくお願いします。

交通アクセス

私たちの研究テーマ                     

  • 最もよい治療の研究
  • 疾患の原因の研究
  • 医療全体のあり方の研究

 

血液内科への院内アクセス            

  • スタッフ館7F
  • 1-5B病等
  • 3-6病棟

血液内科への連絡方法                              

血液内科医局の内線 9243
, メールアドレス blood@fujita-hu.ac.jp

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