グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  NEWS >  平成25年度〜平成29年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」研究成果報告書

平成25年度〜平成29年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」研究成果報告書


このエントリーをはてなブックマークに追加

     難治性疾患の新規診断治療法の創出に向けた
       疾患遺伝子網羅的解析センターの構築

平成30年5月
藤田学園 藤田保健衛生大学 総合医科学研究所
研究代表者 倉橋 浩樹
(藤田保健衛生大学総合医科学研究所教授(所長))

                 巻 頭 言

          平成25年度~平成29年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」
          難治性疾患の新規診断治療法の創出に向けた疾患遺伝子網羅的解析センターの構築

                                        研究代表者
                                        総合医科学研究所 所長 (教授)
                                        倉橋 浩樹
 平成25年度より開始した「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の難治性疾患の新規診断治療法の創出に向けた疾患遺伝子網羅的解析センターの構築は当初の目的を達成し、平成29年度を持って終了する。本研究プロジェクトの目的、意義、計画の概要、研究組織、研究成果の概要は後記の報告書に詳細に記述されている。
 本プロジェクトでは、共同利用の「疾患遺伝子網羅的解析センター」を設立し、次世代シーケンサーを始めとした最新技術を集約し、当研究所が研究のプロフェッショナルとして、臨床医の基礎研究に協力し、最先端医学を追究することを目指した。特に近年急速に発展しつつある網羅的解析の手法で、遺伝子診断、病態解明に応用するための基盤づくりに重点を置いた。そして平成27年度からの文科省の共同利用・共同研究拠点、また産学連携のもと大学発バイオベンチャーを平成29年度に設立するなどに発展した。
 到達目標としては、最新技術を駆使した網羅的解析手法を通じ、遺伝子診断および研究支援の2つの柱となるアクティビティを展開し、(1)DNA解析グループによる次世代シーケンサーによる稀少先天異常、遺伝性疾患の網羅的遺伝子解析、(2)RNA解析グループによる異常スプライシング産物の網羅的解析によるがん等の病態解明、および (3)タンパク質質量解析グループによる網羅的解析によるあらたな視点からの多因子疾患の原因究明、とした。当初の目標を達成するとともに、独特な解析拠点の一つとして最先端研究の基盤形成を実現した。
ここに、これまでの研究成果をまとめ報告する。忌憚のないご意見、ご批判を頂ければ幸いである。なお本プロジェクトは形を変え、継続して実施する予定である。今後とも、ご支援およびご協力をお願いする次第である。

     平成25年度~平成29年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」
               研究成果報告書概要

 1.学校法人名     
    藤田学園          
 2.大学名       
    藤田保健衛生大学    
 3.研究組織名     
    総合医科学研究所     
 4.プロジェクト所在地 
    愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98   
 5.研究プロジェクト名 
    難治性疾患の新規診断治療法の創出に向けた疾患遺伝子網羅的解析センターの構築   
 6.研究観点      
    研究拠点を形成する研究  
 7.研究代表者     
    研究代表者:倉橋 浩樹
    所属部局名:総合医科学研究所 分子遺伝学研究部門
    職   名:教授   
 8.プロジェクト参加研究者数 
    37名
 9.該当審査区分       
    生物・医歯  
10.研究プロジェクトに参加する主な研究者
11.研究の概要
   (1)研究プロジェクトの目的・意義及び計画の概要
   (2)研究組織
   (3)研究施設・設備等
   (4)研究成果の概要 
12.キーワード(当該研究内容をよく表していると思われるものを8項目以内で記載してください。)
   (1) 次世代シーケンス      (2) 稀少疾患          (3) エクソーム        
   (4) 網羅的解析         (5) 遺伝子診断         (6) 無侵襲出生前診断     
   (7) 着床前診断         (8) RNA-seq         
13.研究発表の状況(研究論文等公表状況。印刷中も含む。)
    上記、11.(4)に記載した研究成果に対応するものには*を付すこと。
    ・雑誌論文
    ・図書
    ・学会発表
    ・研究成果の公開状況(上記以外)
14.その他の研究成果等
    疾患遺伝子網羅的解析センターの活動が2回紙面で紹介された。
    「遺伝子診断で解析拠点」、2014年7月27日中日新聞朝刊
    「活用広がる遺伝子診断」、2015年8月25日中日新聞朝刊