医学セミナー第103回記念講演(第28回特別講演)

 

  題目:「ポリオウイルスの複製と

           病原性発現のメカニズム」

   演者: 東京大学大学院医学系研究科

         ・医学部病因・病理学専攻
           ・微生物学分野教授
          野本 明男 先生

  日時: 平成18年11月8日(水)
      午後5時15分〜6時45分

  場所: 医学部一号館3F、317号室

  座長: 谷口 孝喜 先生

 

 ポリオウイルスはウイルスの代表として、多くの先駆的研究が行われてきた。野本先生は、長年にわたりポリオウイルスの研究をされ、その間に、VPgの発見、ワクチン株セービン株の全塩基配列の決定、IRES(internal ribosome entry site)、病原性(神経毒性)に関与する領域の同定、ポリオウイルスレセプターの同定と単離、ヒトポリオウイルスレセプター導入トランスジェニックマウスの作製、体内伝播(動態)様式など、次々と重要な業績を上げて来られた。これらの研究は、一貫して「ポリオウイルスの複製と病原性発現のメカニズム」に関する研究であり、今回の講演では、長年にわたる研究の流れの中で、このテーマを1つのストーリーとして、ご紹介いただけるものと思います。さらには、現在、進行中のポリオウイルス根絶計画についてのお考えもお聞きできるものと思います。現在、日本ウイルス学会理事長として、ウイルス学の将来についても慧眼を示されており、野口英世記念医学賞、日本学士院賞などを受賞されておりま

 

世話人: 小児科学教室 浅野喜造(2367)

     微生物学教室 辻 孝雄(2432)