第109回 医学セミナー
題目: 「C型肝炎ウイルスのジェノタイプおよび変異と病態との関係」  
演者: 医学部・肝胆膵内科教授
吉岡健太郎 先生
日時: 平成19年4月25日(水)
午後5時15分〜6時45分
場所: 医学部一号館3F 317号室
座長: 浅野喜造 先生
 昭和54年に名古屋大学を卒業し、57年から各務伸一先生(現愛知医科大学教授) のもとで肝の免疫の研究を始めました。59年からは米国ニュージャージー医科歯科 大学のリービー教授のもとでアルコール性肝炎にみられるマロリー硝子体のモノク ロナル抗体を作成しました。帰国後、C型肝炎ウイルス(HCV)の治療や遺伝子変異 について研究を始めました。平成4年にはHCVのジェノタイプとインターフェロン治 療効果に関係があることを世界で初めて報告しました。HCV はウイルス表面にある 変異の非常に多い部分(hypervariable region,HVR)が変異することにより宿主の 免疫から逃れ、持続感染を成立させていると考えられています。私たちはHVR 遺伝 子配列の経時的な変化やその抗体について検討し、報告してきました。本セミナー ではHCVジェノタイプおよび変異と病態との関係ついてお話します。
世話人・連絡先
小児科学教室 浅野 喜造(2367)
微生物学教室 辻 孝雄(2432)