第138回 医学セミナー(特別講演49回)
題目: 「麻疹ウイルス受容体:ウイルスの感染と病原性を理解する」
演者: 九州大学大学院 医学研究院 基礎医学部門 病態制御学講座 ウイルス学 教授
柳 雄介 先生
日時: 平成21年7月3日(金)
午後5時15分〜6時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 谷口 孝喜 先生

 柳 雄介先生は、九州大学医学部卒業後、カナダトロント大学、東京大学医学部免疫学講座、米国スクリプス研究所を経て、1995年に、九州大学医学部ウイルス学教授となられています。

 柳先生は、麻疹ウイルスの受容体(レセプター)がSLAM(別名:CD150)とよばれる分子であることを明らかにされ、麻疹の病態解明のために大きな貢献をされています。 この麻疹ウイルスレセプターの解明は、麻疹ウイルスの感染や病態の理解を深めるだけでなく、麻疹の診断や治療につながる独創性の高い世界的な研究業績です。2006年には野口英世記念医学賞を受賞されています。

 また、免疫学分野において、T 細胞レセプターを世界で初めてクローニングされたことでも有名です。今回は、ウイルスの病原性をレセプターの観点から、麻疹を例にわかりやすくお話いただけます。

 多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
小児科学教室 浅野 喜造(2367)
微生物学教室 辻 孝雄(2432)