第144回 医学セミナー(特別講演53回)
題目: 「動物から学ぶ人獣共通感染症の脅威」
演者: 山口大学 農学部 獣医学科 生体機能学講座 獣医微生物学 教授
前田 健 先生
日時: 平成21年12月17日(木)
午後5時15分〜午後6時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 浅野 喜造 先生

 前田健先生は、平成5年に東京大学農学部獣医学科を卒業され、直ちに大学院に進学されネコヘルペスウイルスの糖蛋白の分子生物学的解析にて学位を取得されました。大学院在学中から数多くの英文誌にデータを公表され、卒業後直ちに(平成8年)山口大学農学部の准教授に就任されております。その後平成13年から15年にかけて米国へ留学され、本年4月から現在の山口大学農学部教授としてご活躍されています。

 先生は動物のヘルペスウイルスをはじめとして、種々の動物ウイルスに関して先駆的なお仕事をなされてきました。私どもは、以前からヘルペスウイルス研究会を通して先生のお仕事を非常に興味深く拝聴させていただきました。

 動物ウイルス感染症は、昨今問題になっている新興・再興感染症の観点から非常に注目されています。ブタ由来の新型インフルエンザウイルスによるパンデミックが社会的な問題となっていますが、先日まで恐れられていた高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)も忘れてはいけません。

 本講演では、高病原性鳥インフルエンザウイルスやSRASコロナウイルスの媒介動物などについての先生方の知見を中心に、人獣共通感染症についての分かりやすく面白いお話しが聞けることと思います。

 多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
小児科学教室 浅野 喜造(2367)
微生物学教室 辻 孝雄(2432)