第154回 医学セミナー(特別講演61回)
題目: 「 感染症対策における予防接種の役割と効果 」
演者: 独立行政法人 国立病院機構 三重病院
名誉院長  神谷 齊 先生
日時: 平成22年12月2日(木)
17時15分〜18時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 谷口 孝喜 先生

 感染症対策における予防接種は輝けるスターである。
21世紀の医学はかかる前に予防することが求められており、その目的達成には予防接種は必要不可欠であった。

 まずワクチンの免疫学的特徴をお話しする。次いで我が国で昭和23年に始まった予防接種制度は、当時の環境条件の悪い中、病気の流行を押さえるのに大きな成果を上げた。世界的に見ても天然痘の撲滅、野生ポリオの減少、ジフテリア、百日咳、破傷風、麻疹の減少等に関して大きな成果を上げてきたし、今後さらに多くの疾病についてもワクチンの仕事は増えるであろう。

 本講演では予防接種の目的から我が国での制度と考え方、今後あるべき方向性について述べたい。特に世界の国との間でなぜワクチンギャップが生じたか、さらに臨床から見たワクチンの必要性や最近出てきたワクチン等について解説したい。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
微生物学教室 辻 孝雄(2432)
小児科学教室 吉川 哲史(9035)