第157回 医学セミナー
題目: 「 急性腎傷害の新規バイオマーカーと臓器連関 」
演者: 藤田保健衛生大学 医学部 腎内科学
教授  湯澤 由紀夫 先生
日時: 平成23年2月10日(木)
17時15分〜18時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 長谷川 みどり 先生

 近年、急性腎不全から急性腎傷害(AKI)へとその疾患概念のパラダイムシフトがおこり、AKIは生命予後に直接関与する重大な疾患として、その対策の重要性が注目されている。

 AKIにおいては、心臓・脳・肺といった主要臓器の傷害が連続して、同時に発生することが、そのメカニズムも含めて明らかにされつつあり、これが予後不良の大きな原因と考えられている。

 現在、AKIの診断(RIFLE, AKIN)は、血清クレアチニンと尿量により行われているが、早期治療介入には、より鋭敏なバイオマーカーの開発が必須である。

 また、AKIの治療に当たっては、腎保護・腎代替療法の適応を考慮するだけでなく、上記主要臓器傷害の発症の可能性を常にモニタリングする必要がある。

多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
微生物学教室 辻 孝雄(2432)
小児科学教室 吉川 哲史(9035)