第159回 医学セミナー
題目: 「肝癌の治療 」
演者: 藤田保健衛生大学 医学部 一般消化器外科学
教授  守瀬 善一 先生
日時: 平成23年3月3日(木)
17時15分〜18時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 杉岡 篤 先生

 原発性肝癌の9割以上を占める肝細胞癌に対して、外科切除以外に経肝動脈化学塞栓療法、焼灼療法が治療法として確立され、これらが腫瘍および背景肝の状態に応じて組み合わされ繰り返し用いられることで肝細胞癌初回外科切除後生存期間中央値はこの20年間に3年から5年余に延長した。

 転移性肝癌で主な治療対象となる大腸癌肝転移に関しても外科切除と化学療法の進歩が予後の改善をもたらした。繰り返し外科切除や化学療法を行いながら坦癌でも長期生存する症例が増加し、切除不能肝転移例の中に化学療法により切除可能となる症例が出現してきた。

 多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
微生物学教室 辻 孝雄(2432)
小児科学教室 吉川 哲史(9035)