第195回 医学セミナー(特別講演82回)
題目: 「がんの光イメージング - マルチモダルイメージングと光治療 -」
演者: 浜松医科大学 メディカルフォトニクス研究センター
応用光医学研究部門 分子病態イメージング研究室
准教授 小川 美香子 先生
日時: 平成26年5月9日(金)
17時15分〜18時45分
場所: 生涯教育研修センター 1号館 9階 901講義室
座長: 外山  宏 先生

 ヒトや動物の内部を生きたまま観察することができる生体イメージング法は、ライフサイエンスの基礎研究から臨床診断まで幅広く利用されている。生体イメージングがインビトロのイメージングと大きく異なる点として、血中滞留や標的組織外での非特異的結合など、生理的に存在するイメージングプローブを、インビトロの実験系のように容易に洗い流すことができないという点が挙げられる。インビボ分子イメージングにおけるこの問題点を解決する一つの手段が、シグナルを標的組織においてのみONにすることができるアクチベータブルプローブであり、蛍光イメージングの特徴のひとつである。

 本講演では、インビボ蛍光分子イメージングについて概説し、さらに、光による分子標的治療、また、蛍光イメージングと他の画像撮像法と組み合わせたマルチモダルイメージングについての最近のトピックスを、我々のデータを交えて紹介したい。

 小川先生は平成10年京都大学薬学部卒業後、国立長寿医療研究センター生体機能研究部、国立循環器病研究センター放射線医学部でPETを中心とした放射性医薬品による基礎研究、平成19年からは米国NIHで光イメージングについても多くの業績があります。新進気鋭の“リケジョ”研究者です

 多くの教職員、学生さんの参加を歓迎いたします。

世話人・連絡先
小児科学教室 吉川 哲史(9035)