| Japanese | English |
| 講座情報 | |
| 所属組織: | 藤田保健衛生大学 (Fujita Health University School of Medicine) |
| 講座名: | 呼吸器外科 |
| NAME: | Division of General Thoracic Surgery |
| 講座スタッフ | |||
| 教授 | 服部 良信 | ||
| 講師 | 須田 隆 | ||
| 講師 | 杉村 裕志 | ||
| 助教 | 栃井 祥子 | ||
| 助教 | 北村 由香 | ||
| 概要 |
| 私共の呼吸器外科は、2004年11月に胸部外科(心臓血管外科・呼吸器外科)から独立したまだ新しい科です。現在のスタッフは、服部良信教授、須田 隆講師、杉村裕志講師、栃井祥子助手、北村由香助手の5人です。少ない人数ですが、肺癌、転移性肺癌、気胸、多汗症、縦隔腫瘍、胸膜中皮腫などに対して、安全で安心していただける治療を行っています。クリティカルパスを積極的に導入し、患者様にとって低侵襲で安全な手術を行い、しかも早く退院できるように努めています。
肺癌に対する標準術式は肺葉切除+縦隔リンパ節郭清術です。この手術では、患者様にとっては、傷の痛みや肩の動きが悪くなることが問題になります。私共は痛みを軽減するために、皮膚の切開を小さくし、なるべく筋肉を切らないように術式を変更してきました。従来から行われています約25cmの皮膚切開をして広背筋を切離する後側方開胸術から、1990年より腋の下を約15cm皮膚切開する腋窩前方開胸に変更しました。さらに2002年10月からは胸腔鏡を併用した約7cmの皮膚切開による開胸で行うようにして、2004年1月からは約4cmの切開創と2portによる完全胸腔鏡下の手術を導入しました。さらに硬膜外麻酔により持続的に鎮痛剤を注入し、痛みをできる限り減らすようにしています。それにより手術の翌日から離床が可能になり、合併症の発生も少なくなりました。 私共はただ単に病巣を切除して直すだけではなく、患者様との対話の時間を充分に取り、心から納得して頂くようにしています。更に、退院時には手術を受けてよかったと満足して頂ける様に、教室員のみならず、看護師やコメディカル共々努力しています。 病診連携室を通しての、セカンドオピニオン外来も受け入れていますので、ご利用ください。 |
| 実績 |
| 呼吸器外科では気管・気管支・肺、縦隔、胸膜、横隔膜の病気の中で、手術が必要になる疾患を取り扱います。2005年の日本人の死因では、悪性新生物が30.4%で第1位となっていて、癌の中では肺癌が第1位になっています。したがって、呼吸器外科の最も重要な疾患は肺癌になります。転移性肺癌・気胸・縦隔腫瘍・気腫性嚢胞なども手術の対象になります。最近では胸膜中皮腫が社会的に問題となっており、手術の対象になります。
呼吸器外科の年間手術件数は、2004年が201例(うち原発性肺癌58例)、2005年が222例(うち原発性肺癌72例)、2006年が230例(うち原発性肺癌74例)、2007年が249例(うち原発性肺癌81例・転移性肺癌25例・気胸47例・胸腺腫8例縦隔腫瘍15例・中皮腫3例)で、東海地区では有数の実績があります。 2006年の全入院症例の平均在入院日数は13.6日で、転移性肺癌を含む肺癌の平均在入院日数は11日でした。 胸腔鏡手術を積極的に行うようにしていますので、全手術症例のうち胸腔鏡手術を行った症例は、2004年は85%、2005年は87%、2006年は89%、2007年は87%に行いました。 |
Thu Jan 17 19:56:50 JST 2008