2016 藤田保健衛生大学医学部 学生便覧
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− 35 − インフルエンザに罹患すると発熱や体調不良で苦しむだけでなく、学期末の学業や試験成績にも影響します。下記の1.に示すような一般的な感染予防対策に留意する必要があります。さらに、病院内で実習している学生は罹患する機会が多いと思われ、自分自身が院内感染源になる危険性もありますので特別に注意しなければなりません。インフルエンザワクチン接種は最も有効な感染防御対策となります。健康管理室は全員にワクチン接種の機会を設けています。 本学では、病院の院内感染対策指針に沿って、以下の2.、3.のような対応としますので、病院内で実習中の学生は遵守しなければなりません。なお、この対応指針の2.の(1)〜(3)は、実習中以外の学生にも適用されます。1.一般的なインフルエンザ予防対策(1)うがい、手洗いを励行してください。特に外出から帰宅した時は速やかに行ってください。(2)十分な睡眠をとり、過労や不摂生を避けてください。(3)バランスのとれた食事をとってください。(4)人で混雑する場所への外出は避けてください。(5)体の不調を感じたら、早めに受診してください。2.学生、特に病院内で実習中の学生がインフルエンザを発症した場合(1)インフルエンザ流行時にインフルエンザ様症状が発症した場合は無理をして出席せずに早期に受診して適切な治療を受けてください。学生は自分自身が院内感染や周辺への感染源となる可能性のあることを考え、マスクの着用など適切に行動してください。(2)インフルエンザあるいはインフルエンザ疑いと診断された場合は、発症後5日間を経過し、かつ解熱後2日間を経過するまで自宅待機とします。受診時には、この期間までの診断書(医療科学部では、登校禁止疾患受診報告書でも可)作成を依頼してください。(3)学生は速やかに「インフルエンザ(疑い)」で欠席することを実習先責任者および学務課に電話で連絡し、後日、特別欠席届と診断書(医療科学部では、登校禁止疾患受診報告書でも可)を提出してください。(4)実習先責任者は「院内感染防止対応患者発生報告書」を用いて速やかに感染対策室に報告してください。3.院内実習先でインフルエンザのアウトブレイクが発生した場合(1)院内感染対策委員会によりアウトブレイクと認定された場合、学生が当該病棟あるいは診療ユニットへ立入ることは一定期間禁止されます。(2)実習先責任者は、学生が当該病棟あるいは診療ユニットに立入る必要のないカリキュラムを実行させます。インフルエンザに関する注意17

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