2016 藤田保健衛生大学医学部 学生便覧
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− 38 − 藤田学園も昨年で50周年が経過し、アセンブリも新たな視点で出発することになります。この背景には医療教育のグローバル化が進む中、①チーム医療の基盤形成という学習成果を明確に打ち出せるようにすること、②地域社会との連携を深めること、③社会人として“一歩前に踏み出す力”を養うこと、にあります。大きな変化となります。“藤田にアセンブリあり”と胸を張って言えるようなプログラムにしていきたいと思います。 アセンブリの目的は、学部・学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指すことにある。これにより、将来医療の専門職として社会に貢献するために必要な専門職連携の基盤を涵養する。1.多様な人とともに、目標に向け積極的にコミュニケーションがとれる。2.主体的に考え、目標に向かって一歩踏み出すことができる。3.目標の達成に向け、問題点を発見し、問題解決を行うなど考え抜く力を発揮できる。4.医療に於ける専門職を意識し、チームの一員として協働できる。 アセンブリは建学の理念に基づき実施される特別教育活動で、単位数には含めないが、卒業に必要な教科とする。卒業に必要な修了時間は別途定める。※経過処置として医療科学部の一部の学科あるいは学年では単位認定の教科とする。また医療科学部の一部の学科ではカリキュラムの都合上、アセンブリⅢ(後述)に参加できない学生が生じる。 アセンブリの活動は、アセンブリⅠ、アセンブリⅡ、アセンブリⅢからなる。 アセンブリⅠ、Ⅱ、Ⅲには担当のアセンブリ副委員長を置く。Ⅰ)アセンブリⅠ 1年次に行うアセンブリ活動で、全学活動と班活動からなる。<アセンブリⅠ終了時の到達目標>●将来いろいろな医療職に就く学生と、多様な経験を有する教員が一緒に活動できる。アセンブリ実施要領アセンブリ委員長松井 俊和目  的1卒業時の到達目標2アセンブリの位置づけ3実施要項4

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