2016 藤田保健衛生大学医学部 学生便覧
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− 73 −*‌必要な検査・処置に関しては、職員を対象にした「誤穿刺事故発生時対応マニュアル」に準ずる。* 感染源(患者)の感染性が不明か未検査の場合、実習指導責任者は専門医の指示の下に患者に採血検査を受けるようにお願いすることがある。その際の費用に関しては大学病院が負担する。3) 学生本人の診療に必要な経費は学生傷害保険(総合保障プラン)から補償を受けることができる。免責分は医学部父母の会に請求することができる。取り敢えず必要な負担金は学生白身が立て替える。〈翌日受診が必要な場合〉1) 実習指導責任者は健康管理室に連絡し、学生に健康管理室への来室を指示する。健康管理室は受診の手続きを行う。2) 学生本人の診療に必要な経費は学生傷害保険(総合保障プラン)から補償を受けることができる。免責分は医学部父母の会に請求することができる。取り敢えず必要な負担金は学生自身が立て替える。3)‌学生は、実習指導責任者の指導のもと、「針刺し・切創など実習中の事故報告書」および「A:針刺し・切創報告書」あるいは「B:皮膚・粘膜汚染報告書」を作成し、医学部学務課へ届ける。4)‌医学部学務課は健康管理室へ「針刺し・切創など実習中の事故報告書」および「A:針刺し・切創報告書」あるいは「B:皮膚・粘膜汚染報告書」を送付する。5) 健康管理室は必要ならば主治医と学生自身に連絡し、その後の追跡調査をした上で結果を学務課→事務部長→学生指導委員長→教務委員長→医学部長に報告する。6)健康管理室は必要ならば事故例の集計を行い、対策(の必要性)を医学部長に提言する。〈受診する必要がない場合〉    3)以降に沿って対応する。◆藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院における対策1.坂文種報徳會病院の針刺し・切創事故対応マニュアルに従って初期対応する。学生の上司は実習指導責任者とする。初期対応とは以下の範囲とする。HIV感染は最長2日の予防内服までとする。HBV感染は学生のHBs抗体が陰性の場合、高力価HBs抗体含有ヒトガンマグロブリンの静脈注射までとする。梅毒感染・HCV感染は患者および学生の採血までとする。2.以後の手続き・処置・経過観察は本マニュアルに従う。医学部への届出用紙は本マニュアルの指定するものを使用する。3.学生本人の診療に必要な経費は学生傷害保険(総合保障プラン)から補償を受けることができる。免責分は医学部父母の会に請求することができる。取り敢えず必要な負担金は学生自身が立て替える。患者の検査費用は坂文種報徳會病院が負担する。

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