2016 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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物 理 学- 180 -物 理 学[教育目標] 物理学は全ての自然科学を学ぶ基礎となるものであり、教科内容は多岐にわたる。本講義では教科内容をいくつかの部分にわけ、それぞれに教育目標を設定する。前期には物理学の基礎として力学、電気、波、流体、原子核や放射線について学び、後期には表面張力と熱力学を中心に、基礎医学に関連の深い現象を学ぶ。[クラス編成]   前期は「標準コース」と「入門コース」の2クラスに分かれ、それぞれ異なった授業が実施される。標準コースでは大学受験の際に物理を選択したことを前提として、入門コースでは選択していないことを前提として、授業が行なわれる。入門コースの学生も、1学期終了時には標準コースの学生と同程度の数理的処理能力や物理的な考え方を身につけていることが要求される。そのため入門コースではより多くの時間が割り当てられ、より多くの課題が課せられ、細かい指導がなされる。入門コースの方が簡単で楽であるということではないし、試験に通りやすいということでもない。 後期は共通クラスで授業を実施する。[身につける能力] 卒業コンピテンス・コンピテンシー(別表1)参照[授業の種類] 講義、演習[担当教員]  鴨下 淳一 准教授古澤 彰浩 准教授[ 評 価 ]  (卒業コンピテンス Ⅳ-1, 6、Ⅴ-1, 3)、パフォーマンス・レベルD中間試験、定期試験、レポート、受講態度などを総合的に評価する。[準備学習(予習・復習等)]   講義形式の授業が中心になるので、各自、授業中に取り上げた新しい内容について復習することが求められる。以前の単元が次の単元の内容に関係することもあるので、こまめに復習すること。また、必要に応じて入学以前に学習した内容について振り返った上で授業に出席することが望ましい。次の単元に進む際に、教科書の該当部分を通読し予習すること。ただし、この予習の段階においては、理解できない部分があっても、その部分で留まらずに一通り読み通せばよい。この予習において、当該部分の内容の概略を把握することを予習の第一目的とする。そして、分からない事項や疑問点があればそれを教科書や自分のノートなどにメモしておいた

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