2016 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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解剖学A- 206 -解剖学A[教育目標] 解剖学Aでは、人体の肉眼的構造の概略を理解し、今後の医学の学習および卒業後の医療の現場で必要となる人体構造に関する知識を習得することを目標とする。 人体は①骨格系、②筋系、③消化器系、④呼吸器系、⑤泌尿器系、⑥生殖器系、⑦内分泌系、⑧心血管系、⑨リンパ免疫系、⑩感覚器系、⑪神経系、⑫外皮系の12系統から構成されている。解剖学Aの授業は講義(1学年後期)と骨学実習(1学年後期)を行う。[学習目標(到達目標)](01)人体構造の階層性(細胞、組織、臓器、系統、個体)を説明できる。(02)全身の主な骨、関節、筋の名称、構造上の特徴、作用を説明できる。(03)消化器を構成する諸臓器の構造、相互位置関係、機能を系統的に説明できる。(04)気道と肺の構造を、呼吸機能と対応させて説明できる。(05)腎臓と尿路を構成する諸臓器の構造と位置関係を、尿の生成・排出と関連づけて説明できる。(06)男性生殖器、女性生殖器の構造を生殖機能と関連づけて説明できる。(07)主な内分泌腺の名称、存在部位、構造上の特徴、分泌されるホルモンを説明できる。(08)全身の動脈系、静脈系、リンパ系の走行と分布領域の概略を説明できる。(09)皮膚を含めて、全感覚器の構造上の特徴を、受容する感覚情報に関連づけて説明できる。(10)脳・脊髄の構造と機能、主な脳神経と脊髄神経の種類、走行、作用を体系的に説明できる。[身につける能力] 卒業コンピテンス・コンピテンシー(別表1)参照[授業の種類] 講義と実習[ 評 価 ]   解剖学Aの科目評価は、⑴~⑶を総合的に判断して1年後期学期末に行う。⑴知識:(卒業コンピテンシー Ⅳ-1)、パフォーマンス・レベルD 知識量及び理解度の両面をペーパーテストで判定する。 ペーパーテストは2回行う(試験ごとに、合格・不合格の判定は行わない。)  ①1回目(中間試験)   範囲:解剖学序論と運動器系(骨学・関節学・筋学)   時期:1学年12月または1月に実施予定(中間試験の追試験及び再試験は行わない)

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