2016 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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近現代文学- 26 -近現代文学Ⅰ(文学と多様な表現文化)[教育目標] 日本語で書かれた近現代文学を出発点にし、表現文化の特質、さらにはその社会的批評性について学び、理解することを目標とする。加えて、これら表現文化を研究する際に必須の分析方法(批評理論)の基礎も同時に学び、それを使って表現文化を分析する力も身につける。 現在の日本近現代文学研究の射程は広く、マンガ・アニメ・映画・音楽にまで至る。本授業であつかうのは、小説および、それに関わるアニメーションなどの多様な表現文化である。身近にある様々な表現文化から、言語や性、あるいはメデイアなどに関わる思索を紡ぐ。このことを通じて、人間と小説などの表現文化との関わりについて理解を深める。[学習目標] 日本近現代文学おとびその他の表現文化ついて、その表現方法について理解を深め、それらの批評性について理解を深める。批評理論について学び、その援用を試みる。[講義の種類] 講義のみ[ 評 価 ] 持ち込み不可のテスト(80%)および、レポート・課題(20%)で評価する。 ただし、レポート・課題未提出の場合は、評価対象としない。 授業中の私語、携帯電話の操作については、授業妨害とみなし、減点対象とする。[準備学習(予習・復習等)] 教科書および授業時に提示する文献・作品を読み終えてから授業に参加する。 授業時に示す課題を作成する。 授業内容をふまえ、再度、作品・文献を読解し理解を深める。[担当教員]  水川 敬章 客員講師[教科書]  『人間失格』太宰治(集英社文庫)[推薦参考図書]  授業時に示します。

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