2016 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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近現代文学- 29 -近現代文学Ⅱ(ポップカルチャーから現代日本社会まで)[教育目標] 日本語で書かれた近現代文学を中心に、オリジナリティに関する議論、映画のノベライズの問題、エイジングに関する表現について扱う。また、表現文化を研究する際に必須の分析方法(批評理論)の基礎も同時に学び、それを使って表現文化を分析する力も身につける。 現在の日本近現代文学研究の射程は広く、マンガ・アニメ・映画・音楽にまで至る。本授業で扱うのは、小説、映画、アニメ、日本のポピュラー音楽などである。これらポップカルチャーも含めた幅広い表現文化の束の中から、人間が表現することの社会的な意味の一端について議論を深める。[学習目標] 日本近現代文学おとびその他の表現文化ついて、その表現方法について理解を深め、それらの批評性について理解を深める。批評理論について学び、その援用を試みる。[講義の種類] 講義のみ[ 評 価 ] 持ち込み不可のテスト(80%)および、レポート・課題(20%)で評価する。 ただし、レポート・課題未提出の場合は、評価対象としない。 授業中の私語、携帯電話の操作については、授業妨害とみなし、減点対象とする。[準備学習(予習・復習等)] 教科書および授業時に提示する文献・作品を読み終えてから授業に参加する。 授業時に示す課題を作成する。 授業内容をふまえ、再度、作品・文献を読解し理解を深める。[担当教員]  水川 敬章 客員講師[教科書]  『伊豆の踊子』川端康成(新潮文庫)、『ゆれる』西川美和(文春文庫)[推薦参考図書]  授業時に示します。

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