2016 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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読書ゼミナール- 87 -7)森 山 陽 介(解剖学Ⅱ)前半9コマ「学んでみると遺伝学はおもしろい」針原伸二著 ベレ出版 “近年、DNAや遺伝子という言葉を日常的に見聞きするようになりました。これは、以前よりDNAや遺伝子が我々に身近なものになり、生活や人生に直接関わるものになったからだと言えます。これから医学を志す皆さんには、DNAや遺伝子と病気を繋ぐための知識として遺伝学を知っておいていただきたいと思います。 本書では、遺伝の法則、DNAとは何かなど、そのメカニズムはもちろん“なぜ男女が分かれているのか”、“遺伝と病気の関係”、“DNA鑑定”や“遺伝子検査”などについてやさしく解説されています。ゼミでは内容をまとめて発表してもらい、さらに疑問点について議論をする形式でおこないます。”  若 月   徹(健康科学)後半9コマ「大人になるまでに読みたい15歳の詩②いきる」和合亮一編 ゆまに書房 “同じ詩を読んでも18歳のころと歳をとった今では捉え方、感じ方がことなります。当時の私はいのちについて当然のように永遠に続くもののように深く考えたこともありませんでした。結婚して父となり、息子も成人を迎えました。月日が私を変えていきました。ちょっとしたことで心が揺さぶられ涙が出やすくなりました。今回選んだテキストはエッセイストで国語の先生、和合亮一さんが東日本大震災を経験してまとめたものです。本書を通して生きるという意味を一緒に考えてみませんか。 授業では章ごとに心に響いた詩を紹介していきます。また、その詩や創作した詩にデジタルストーリテリングで映像を重ね、一つの作品を作っていきましょう。”

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