2016 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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消化器系- 137 -消化器系〈D―7〉[教育目標] 消化器系疾患の患者を正しく診療できる医師となるために、これまで学んできた解剖・生理・病理などの基礎医学の知識の上にたって、第3学年の1年間をかけて消化器系の正常構造と機能を改めて理解し、主な消化器系疾患の病態、生理、原因、症候、診断および治療の理論と実際を学習する。[学習目標(到達目標)]第3学年において、⑴消化器系臓器の解剖、ならびに消化器系疾患の病態生理を理解し、説明できる。⑵消化器系画像診断学の大要を理解し、その所見を説明できる。⑶消化器系機能検査学の大要を理解し、その所見を説明できる。⑷消化器系の主要徴候と診療手順の大要を理解し、説明できる。⑸消化器系疾患に対する治療法の選択基準の大要を理解し、説明できる。を学習目標とする。 なお、第4年生総合医学Ⅱにおいて3学年で履修する範囲を含めて疾患・症候・診察法を理解するため学習する。第5学年(臨床実習)においては、消化器疾患患者の病歴の聴取、身体所見の把握、各種検査の実際、各種治療の実際、その他が新たな目標として加わる。[授業形態]⑴第3学年前期に、原則的に、①上部消化管、②下部消化管、③肝脾、④胆膵、の順番で連続する講義を行う。⑵講義にはスライド、ビデオなどを多用するほか、重要なポイントなどを記載したプリントを配布する。⑶時間的制約のため、講義は重要な事項のみに絞られている。それ以外の部分については、授業中に指示(ないしプリントに記載)するので自学自習のこと(なお、これらの部分も定期試験・IT試験における出題範囲に含まれる)。[身につける能力] 卒業コンピテンス・コンピテンシー(別表1)参照[授業の種類] 講義

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