2016 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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アセンブリⅢ(高学年アセンブリ)- 213 -アセンブリⅢ(高学年アセンブリ)[教育目標] アセンブリ要綱には、アセンブリⅠ(1学年)、Ⅱ(2学年)、Ⅲ(3学年)終了時の到達目標は、1~4と記載されています。1.多様な人とともに、目標に向け積極的にコミュニケーションがとれる。2.チームでの活動に自らの役割を認識できる。3.目的を遂行するため、問題点を発見し、問題を解決するための行動を取ることができる。4.医療に於ける専門職を意識しチームの一員として協働できる。 とりわけ、アセンブリⅢにおいては、専門職連携を理解し、実践する必要がある。専門職連携教育とは学生が学部学科の垣根を越えて、患者さんの「健康問題」を考えることである。但し、視点を病院から地域へ広げると、地域住民の「健康課題」を考えることとなる。将来、自分が従事する専門職を理解した上で、他の専門職となる他学部の学生を尊敬し、チームの一員としてともに学ぶことが大切である。 学生諸君が、患者さんの健康問題」、又は、「地域住民の健康課題」について、学部・学科を超えて、共に学び合うことの重要性を理解することを期待します。[学習目標] 今年度には、藤田保健衛生大学医学部・医療科学部、名城大学薬学部、日本福祉大学社会福祉学部の学生が多学科混成チームで、愛知県の地域住民の「震災・減災」について考えます。大地震(南海トラフ地震)発生後、時間経過とともに地域住民にとってどのようなことが必用となるかを想定した上で、「日頃の備えとして何をすべきか」についての考えをまとめて発表する。[身につける能力] 別紙参照[授業の種類] 講義:事前説明会 チーム基盤型学習(TBL: team-based learning)

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