2016 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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予防医学- 39 -予防医学〈B―⑴⑶⑷〉[教育目標] 予防医学は疾病の予防と健康の保持増進、健康障害の早期発見と早期治療、障害による生活の質の低下防止と回復を図ることを目的とする。 医学・医療と社会との関わりの中で、予防医学は主要な学問の一つである。健康に直接携わる医師として、その基本を理解するとともに、実践するための科学と技術を習得する。[学習目標] 講義と実習を通して、以下の事項を学習目標とする。⑴ 予防医学の概要、疫学・保健統計の意義と現状を理解する。⑵ 感染症の発生状況と予防、生活習慣病の現状とリスクファクターを理解する。⑶ 国民栄養と食品保健、環境保健を理解する。⑷ 血糖の関連要因に関する疫学研究についての技術を学ぶ。⑸ 環境保健における飲料水・空気試験法についての技術を学ぶ。⑹ これらの科学と技術を基礎として、健康問題への予防医学の実践的方策を学ぶ。[身につける能力] 別紙参照(卒業コンピテンシー毎にパフォーマンス・レベルA~Fを記した表)[授業の種類] 講義と実習[ 評 価 ]⑴ 知識;(卒業コンピテンシー Ⅳ-7とⅦ-1,2)、パフォーマンス・レベルD 知識量および理解度の両面をペーパーテストで判定する。⑵ 実習レポート;(卒業コンピテンシー Ⅴ-1,2,3)、パフォーマンス・レベルC 実習では、どのレベルまで自ら問題点を発掘し、かつそれに答えるべく努力をしたかをレポートから判定し、実習評価の主なポイントとする。⑶ 講義および実習態度;(卒業コンピテンシー Ⅰ-1)、パフォーマンス・レベルC 医学生として常識ある受講態度であったか、実習に積極的に参加したかという受講態度を評価する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター] 橋本 修二 教授(衛生学)

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