2016 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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東洋医学- 78 -東洋医学〈F―1,2⑴,3⑷⑸⑹〉[教育目標]1.診療に必要な和漢薬治療の基本(漢方医学の基本概念、診察方法、漢方処方の運用)を学ぶ。2.全人的視野を養い、和漢薬を含めた患者のための最良の治療指針を選択できる。[学習目標(到達目標)]1.漢方医学の特徴・基本的概念を説明できる。(気・血・水、陰陽・虚実、表裏・寒熱を理解する)2.漢方医学と西洋医学の基本的相違を説明できる。3.漢方医学の診断方法を説明できる。(四診(望診・聞診・問診・切診)を理解する。4.漢方医学の「証」について説明できる。(随証治療を理解する)5.漢方方剤の構成、薬理作用、適応症を説明できる。6.漢方方剤の代表的副作用や使用上の注意事項を説明できる。7.漢方医学のEBMと東西医学の統合について概説できる。[身につける能力] 卒業コンピテンス・コンピテンシー(別表1)参照[授業の種類] 講義のみ[ 評 価 ](卒業コンピテンシー V-3、Ⅵ-1)、パフォーマンスレベル D  講義をどのくらい理解したかについて評価をおこなう。ペーパーテスト(定期・IT試験)だけでなく、講義内容に踏み込んだ質問や討論など、講義への個人の積極的な参加も評価に含める。講義出席、受講態度なども評価に含める。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。身の回りで使用されている漢方薬やその成分に関して学習しておくこと。[コーディネーター] 松井 俊和 教授(臨床医学総論)中田 誠一 教授(耳鼻咽喉科学Ⅱ)西尾 永司 准教授(産婦人科学)

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