2016 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
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緩和ケア- 120 -緩和ケア〈A―1⑴,3⑶〉〈E―2〉〈F―2⒀〉[教育目標] 医学生が知っておくべき緩和医療として、下記の項目について学習し、理解する。○緩和医療緩和医療・緩和ケア・ホスピスという概念がん治療における緩和医療の関与全人的医療とチーム医療終末期の病状と病態緩和ケアチームと栄養サポートチーム(NST)症状制御と代謝・栄養学疼痛の種類とその原因および発生機序疼痛緩和の制御方法とメカニズム精神医学と心理学代替療法の導入[学習目標(到達目標)]○緩和医療⑴緩和医療(緩和ケア・ホスピスを含む)という概念が説明できる。⑵がん治療における緩和医療の役割について説明できる⑶全人的立場から緩和医療の理念を説明できる。⑷チーム医療のあり方や理念およびその実際について説明できる。⑸終末期の病状と病態についてその基本的事項を説明できる。⑹緩和ケアにおける栄養管理の重要性と栄養サポートチーム(NST)の関与について説明できる。⑺症状制御と代謝・栄養学について説明できる。⑻疼痛(全人的疼痛)の種類とその原因を説明できる。⑼生理学・病理学的立場からみた疼痛制御について説明できる。⑽精神的・心理的・spiritual(宗教などを含む)な立場からの疼痛制御について説明できる。⑾がん性疼痛コントロールの適応と問題点を説明できる。⑿癒し環境の重要性とその実際について説明できる。⒀代替療法の種類とその実際について説明できる。⒁末期がん患者に対するインフォームド・コンセントの重要性について説明できる。⒂患者・家族との相補的なコミュニケーションの重要性について説明できる。⒃末期がん患者との接し方について体得する。⒄緩和医療における患者・家族の心理について説明できる。⒅在宅緩和医療についての基礎知識を習得する。

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