2016 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
161/178

総合医学2- 152 -[教育目標] 血液内科における様々な貧血疾患、出血性疾患、造血器腫瘍等に関して、ケース・スタディを中心に学ぶ。3年生時の系統講義で得た基本病態に関する知識を基に実臨床で患者を診断・治療する際に役立つ知識として、血液疾患の病態の理解に基づいた診断法と治療法の基本を修得する。[学習目標] 各種血液疾患の診断につながる臨床所見、検査所見(形態学的所見ならびに細胞遺伝学的情報)を学ぶ。鑑別診断を列挙し、確定診断に至る能力を修得する。造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫)の治療は、抗腫瘍薬治療を理解する意味で基本となるものである。近年は分子標的療法も導入され、高い治療効果が期待できる領域となっている。また、同時に補助療法として輸血療法にも理解を深める。 ポリクリ実習中にベッドサイドで困らないように血液疾患の基本病態と症状、診断手順を理解し、それを説明できる知識とコミュニケーションスキルを学習する。[準備学習(予習・復習等)] M3の授業内容を復習して、血液内科のテーマについて各自充分学習しておくこと。[担当教員]  <血液内科学>恵美 宣彦 教授岡本 昌隆 教授赤塚 美樹 教授富田 章裕 准教授水田 秀一 准教授山本 幸也 講師蟹江 匡治 講師柳田 正光 講師森島 聡子 講師稲熊 容子 講師岡本 晃直 講師德田 倍将 助教[推薦参考書]  「内科学書 (改訂第8版)」 西村書店        「内科学 (第10版)」 朝倉書店         「三輪血液病学(第3版)」文光堂        「カラーテキスト血液病学 第2版」 中外医学社                            ほか総合医学2【血液系】

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 161

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です