2016 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
54/178

PBLⅡ- 45 -PBL(Problem Based Learning)Ⅱ〈A―3⑴〉〈F―1,3⑴⑷〉[教育目標] PBLの目的は、自分の力で課題を発見し、自己学習によって解決するための能力を身につけることである。単なる個人学習のみならず、一緒に学習するグループを1つのチームと考えて、共に学習する姿勢を示すことが大切である。[学習目標(到達目標)]Ⅰ.医療現場の流れ(初診患者の診察)に沿った症例の学習⑴主訴(症候)から考えられる疾患・病態を(Hypothesis)しっかりと挙げられる。⑵簡単な病歴を聴取した後、疾患・病態を絞り、次に知るべきこと(Need To Know:病歴)を挙げられる。⇒ 1日目(月)テュータへの報告(見極め)⑶病歴に関するプロブレムを挙げられる。⑷病歴から考えられる疾患・病態を絞ることができる。⑸病歴の次に知るべきこと(Need To Know: 身体所見)を挙げられる。⑹身体所見に関するプロブレムを挙げられる。⑺病歴、身体所見から得られたプロブレムを整理したプロブレムリストを作成できる。⑻身体所見の次に知るべきこと(Need To Know: 簡単な検査項目)を挙げられる。⇒ 1日目(月)テュータへの報告(見極め)⑼簡単な検査所見に関するプロブレムを挙げられる。⑽病歴、身体所見から得られたプロブレムリストに検査所見から得られたプロブレムを追加した後、再度、プロブレムリストを整理できる。⑾プロブレムを解決するにはどのようなプラン(検査の計画)を作成すればよいか説明できる。⑿考えられる疾患・病態を絞ることができる。⇒ 2日目(水)テュータへの報告(見極め)⒀簡単な検査の次に行うべき精密検査(治療)を考えることができる。⒁最終的に、最も考えられる疾患・病態を絞ることができる。⒂病態生理図を用いて考えられることができる。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 54

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です