2016 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
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基本的診療技能Ⅱ- 87 -基本的診療技能Ⅱ〈F―3⑵⑸⑹〉[教育目標] 現在、医学・医療の現場と一般社会からは、医学教育課程を通じて確実に身に付け、また、生涯にわたって向上に努めなければならない医師としての素養に関わる基本事項について、学習することが求められている。そのために従来の講義主体の学習から、実際に患者と触れあう機会を持つ体験型の学習が重視されている。本実習では、プレクリニカルの学生に対し、臨床医学への導入を基本的診療技能Ⅱとして症候・病態からのアプローチを中心とした講義により基本的事項を理解した上で、その後のクリニカルクラークシップとしての卒前臨床実習において適切に対応できるように、身体診察および処置の基本を修得する。[学習目標] クリニカルクラークシップとしての卒前臨床実習において適切に対応できるように、基本的な身体診察および手技を修得する。 各実習項目(6セットを3クール、全18項目)の学習目標はそれぞれの項目シラバスに記す。[身につける能力]  卒業コンピテンス・コンピテンシー(別表1)参照[授業の種類]   講義と実習[ 評 価 ]①知識:(卒業コンピテンシー VI-1, 2)、パフォーマンスレベルD 筆記試験②技能:(卒業時コンピテンシー II-1, VI-1, 2)、パフォーマンスレベルB 1心音や呼吸音等の音声情報、頭部・胸部・腹部CTなどの基本的な画像はコンピュータを用いた客観試験(CBT) 2客観的臨床能力試験(OSCE)③態度:(卒業時コンピテンシー I-1, 3~6)、パフォーマンスレベルC 18項目の実習態度の観察評価上記①~③の全てを総合的に評価する。*注意:やむをえない理由で欠席した学生は、実習の補習を受けることになる。

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