2015-16 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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総合診療28<脳神経外科><泌尿器科>加藤 庸子 教授市野  学 講師 川瀬  司 准教授山田 康博 講師<耳鼻咽喉科><眼科><麻酔科>中田 誠一 教授平野 耕治 教授角淵 浩央 教授岩田  昇 助教 島田 佳明 准教授湯澤 則子 講師西村 洋一 講師山田 英機 助教江﨑 善保 講師小島 卓朗 助教鈴木 啓太 助手川端 真仁 助教大石 正隆 助教伊藤 恭史 助教総合診療実習の目的 第二教育病院における総合診療の実習では、プライマリーケアーの実践に必要な基礎的考え方を豊富な実際の症例から習得する事を目的とする。このため、疾病や病態の単なる理解ではなく、患者を人間として総合的に把握しうる能力を学習し、かつ臨床医としての立場から医師と患者・家族との相互信頼関係の重要性を認識するよう努める。実習のアウトライン 内科系と外科系に大別し実習する。なお、奇数の班は内科系2週間→外科系2週間、偶数班は外科系2週間→内科系2週間とする。臨床実習開始の前に次のページ以降の内科および外科系実習についての資料の内容を理解しておく。 学生用カルテを使用し、各自が経験した初診症例、受け持ち症例について身体所見、検査所見、診断根拠、治療方針、治療結果(経過)などを学生自身で記入し、随時指導医のチェックと指導を受ける。このカルテは総括評価ののち各自に返却される。 実習の評価は、内科・外科系の実習評価に基づき、実習担当総括責任者(井澤英夫 第二教育病院院長)がまとめる。臨床実習初日集合場所集合時間:8:30集合場所:ポリクリ室月曜日が祝祭日の場合火曜日※ 全体セミナーは8:40に第一会議室(第2教育病院)へ集合すること総合診療内科系到達目標1.医療面接において、医師としての身だしなみ、礼儀を実践すると共に、その目的意義を説明できる。2.医療面接において基本的コミュニケーション技法を実践すると共に、病歴情報の種類と手順を説明できる。3.全身の身体診療を行い、視診、打診、触診、聴診の正しい診療の手順を提示し異常所見を指摘できる。4.主要な症候についてその機序、原因疾患、問診と診察、必要な検査、診断プロセスを説明し、基本的な治療方針、対症療法及び緊急治療を概説できる。5.診療録をPOMR形式での記載すると共に、問題各にSOAPで記載する方法を説明できる。

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