2017 藤田保健衛生大学医学部 第6学年 〈選択制総合医学〉
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40 講座名 臨床腫瘍科 責任者 河田健司 受入学生数 3名(各期間1名) 実習期間 6週間コース、分割(3週)コースどちらでも可 実習内容 臨床腫瘍科では臓器横断的な数多くのがん腫の診療の実践や、組織横断的な多職種によるチーム診療の実践を通して、本格的な臨床腫瘍学の教育を受けていただくことができます。 1.外来 指導医の外来に同席し、治療の説明、薬物療法の実施、副作用の確認等の診療に参加する。 2.病棟 受け持ち患者さんを中心に診療に参加する。 3.キャンサーボード 各診療科、多職種と行っているキャンサーボードに参加し、多職種による患者さん中心のチーム診療の実践を学ぶ。 臨床腫瘍科実習の期間中に、がん薬物療法の適切な実践を学んでいただきます。適切な実践とはそれぞれの臓器がんの特性とエビデンスに基づき、臓器障害や合併症に適切に対処し、最善の薬物療法を行うことです。それはどの臓器がんにも当てはまる見方・考え方であり、いろいろな臓器がんの断片的な知識や経験の寄せ集めとは異なるものです。この臓器横断的な視点を一つの学問として体系化したものが、これからの医療にとって必要とされる「がん薬物療法学」です。

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